料理にはメリットしかない 料理は武器になる
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます
昨日の記事では、「気分がひどく落ち込んで何もやる気が起きない」ときに「掃除」が効く理由を振り返りました。
そう、お分かりですよね。
この文章の「掃除」を「料理」に置き換えてもほぼ同じことが言えるのです。
気分が沈んでいる時に避けたいのが「じっとしていること」。ネガティブ思考が頭の中を巡る悪循環に入ってしまうからです。
その状況に陥らないためには「体を動かす」。料理は手先を使い、五感も活用する行動です。まさに受動ではなく能動。
そして、料理には多くの作業が伴います。切る、刻む、すりおろす、混ぜる、焼く…。いずれも単純な作業を黙々と続けることになります。料理の過程においてこれらの作業を計画する、もしくは並行して行うことにもなるので、忙しない。そうなると余計な考えをする暇がない、というメリットもあります。
セロトニンの活性化も同様。料理の作業はリズムを伴う運動ですから、セロトニンの分泌が促されるのです。
そして達成感。自分が作った一品、もしくは数々の料理は「目に見える成果物」。自分が何かを成し遂げることができた、という自身を取り戻すことにつながるのです。
いかがでしょうか。料理が精神安定に効く理由がお分かりいただけたと思います。
掃除よりは少しハードルが高いかもしれません。特にふだん料理をされない方にとっては。だからこそ、いつもの日常に料理を取り入れたほうがよいと思います。精神面において料理には本当に多くの利点があるのですから。
料理は精神面だけでなく、実利的な側面も満たしてくれます。
料理の大きなメリットの1つが健康的な食生活につながること。外で供される食事には正直何が使われているか分かりません。自炊のために自分で食材をそろえれば、少なくとも自分が何を食べているかは分かりますw
そして、外食に比べればコストがかからない。これもメリットです。そして、忘れてはならないのが「一人で生きるための武器」という側面。
人生何が起こるか分かりません。いろいろな理由で家族と別れて一人で暮らすことになるかもしれません。災害や失業に見舞われて財産を失うかもしれません。こんなことはあまり考えたくはありませんが、そういう時に「料理ができる」は武器になるのです。少ないお金でも、ひとりでもとりあえず生きていける。
「料理」にはメリットしかない。改めて料理に向き合ってみませんか?