「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

優しさが仇になる

こんばんは。

 本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。

 

6月もあっという間には最初の2週間が終わろうとしています。本当に時間が経つのが早いです。

忙しさにかまけて、自分の時間をとることがおざなりになってしまいました…。

 この週末でリズムを変えたいと思っています。

 

さて、本題に入ります。

 

昨日の記事では、鍵山さんの上京後のしびれるエピソードを一つお伝えしました。

 

ローヤル創業時に冷たい仕打ちをしてきたメーカー。ローヤルが売上と仕入れを増やすと、今度はその会社が売り込みに来た。鍵山さんはその会社と何もなかったように取引を続けた、というお話でした。

 

これはなかなかできるものではありません。

 

鍵山さんの心の広さがにじみ出ている逸話です。

 

まだまだ凄いエピソードがあります。これは実話なのか?と疑いたくなるような逸話があります。

 

それは、ローヤルを創業して12年目のことでした。

 

取引先が資金繰りに行き詰まり、鍵山さんは請われるままに資金を融通し始めます。

 

気づいてみるとその額は当時のお金で約6億円にまで膨れ上がっていました。

もうこのままでは双方の会社が立ちいかないと判断した鍵山さんは、その会社の再建を引き受ける決断をします。

 

鍵山さんの誠意と決断力を感じまね。

 

しかし、いざ引き受けてみると、その会社は簿外手形が乱発しており、負債額は10億円以上になっていたのです。

 鍵山さんは金策に追われ、とうとうお父さんの土地まで処分して会社につぎ込んだといいます。

それでも足りなくなり、子どものお年玉まで持ち出した、とも。

 

鍵山さんの良心、優しさ、誠実さが仇になってしまいました。

 

「友人を助けようと連帯保証人になってしまったがために、自分の人生を台無しにした」という話を聞いたことはありませんか?

自分には責任はないのに、善意で保証人になったがために、壮絶な人生をすごさずにはいられなくなったという話を。

 

私はそういう話をよく聞かされていたので、保証人になることには慎重です。といっても、保証人を頼まれるようなポジションにはないのですが(笑)…。

 

話はここで終わりません。

 

 あろうことか、取引先の前社長が暴力団を連れて言いがかりをつけに来たのです!

 本来ならば、支援の手を差し伸べた鍵山さんに感謝すべき前社長が、です。

 

「鍵山に会社を乗っ取られた」、「この会社に貸していたオレの金を返せ」と。

 

恩を仇で返すとは、まさにこのことです。

 

その後の出来事として、映画のワンシーンのような逸話が語られています。

このような状況でも、鍵山さんは強いのです。

 

その態度に、またもやしびれました。

 

明日に続けます。

 

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