「行動・実践の人」の言葉は響く
こんばんは。
本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。
週末初日の土曜日。あなたは充実した時間を過ごすことができましたか?
私は昨日の記事で「今晩飲み過ぎない」ことの必要性を書いていたにもかかわらず、ふだんより缶ビールを二本も多く開けてしまいました…。
ですが、その悪い流れを食い止めるべく今朝は定時に起床。週末をリズムよく過ごすには土曜日の朝が肝心です。「ふだんより長く寝たい」という思いに流されないことが大切ですね。
「早起き」は一日の最初の成功体験をもたらしてれる存在でもあります。早起きを生活習慣に取り込めていないと損をしますよ。
まだ早起きが定着していない方には、日の出時間が早いこの時期に早起きに取り組んでみることをお勧めします。
さて、「複写ハガキ」の話を続けます。
坂田信道さんに勧められた「複写ハガキ」。
50枚綴りのハガキ帳にカーボン紙をはさんで書くことで、文面がハガキ帳に残る、という仕組みです。
「ボールペンで強く書かないとうまく複写できないのでどうしても筆圧が強くなる。指が痛くなる。カーボン紙をはさんで書くのも面倒。」
という旨のことを鍵山さんが言われている記事を読みました。
雲の上の人と感じていた鍵山さん。
彼の「ふつう」の側面が垣間見れたような気がして、私はなんだか嬉しくなりました。
というか、ホッとしました。自分と同じような面もお持ちなんだ、と。
ですが、よく読んで見ると、それは一般人の考え方を述べていたようで、鍵山さんご自身の思いではないようです(笑)。
鍵山さんは、平成2年に複写ハガキと出会ってから23年間の間に7万枚以上のハガキを書かれたようです。
凄いですね。私にとってはやはり別格の存在です。とても真似できません…。
それを物語るのが、使い切ったボールペンの芯の束。そして、ハガキを書きすぎて腱鞘炎を二回も患っていること。
愚直に謙虚に生きることの大切さを、実践の人である鍵山さんから教わった気がします。
そして、ここにも鍵山さんの信条の一つ「微差の積み重ね」があらわれていますね。
鍵山さんがハガキを書く理由は、ご縁をいただいた人への感謝の気持ちから。
「口先だけでいくら感謝を並べ立てても相手には伝わらない。むしろ、言葉に出せば出すほど自分の心もむなしくなる」とおっしゃっています。
「本当の感謝の気持ちは、言葉よりも行動の伴った気遣いで示すべき」と考える鍵山さんは、時間と手間をかけた「複写ハガキ」を初めてライフワークとして続けてきたのです。
「複写ハガキ」というライフワークにも「感謝」が欠かせない存在なのです。
決してブレることのない鍵山さんの生き方は本当に凄いです。