ただ続けるのではない 改善を織り込むことを忘れない
こんばんは。
本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。
新しい一週間は始まりましたね。本日はどのような一日でしたか?
私はスタートダッシュよろしく、久しぶりに爽快な気分で仕事を終えることができました。
おかげでビールの味が格別です(笑)。
今日も鍵山さんの複写ハガキのお話を続けます。
鍵山さんは複写ハガキを書くときに心がけていることがあるといいます。
①たとえ下手な字であっても続け字にせず、一字一字丁寧に楷書で書く
②表書の住所・指名は筆字で書く
③郵便番号はボールペンで書く
細かなところへの気配りが感じられますね。
さらには、
「時候の挨拶は書かずに用件から始める。限られた紙幅のハガキに用件をすべて盛り込むことを心がける」
「気の利いた文面よりもハガキはとにかく書くことが大切」
「ハガキは単なる社交辞令や礼儀ではなく、自分が伝えたい感謝をありのまま述べるものだ」
と、鍵山さんから言われているような気がしませんか?
鍵山さんは「ゼロから1への距離は1から1000前の距離より遠い」という格言を挙げて、掃除もハガキもまず「始める」ことが大切だとおっしゃっています。
同時に次のようなコメントもあります。
「もっとも、書き始めが難しく、いざ書こうとすると面倒になる。」
鍵山さんの人間らしい一面を感じて、なぜかホッとしました。「私と同じなんだ」と(笑)。
そして、
「気の利いた文面よりも、とにかく書くことを大切にする。」
「今日は何枚ハガキを書くと決めたら、3人文の宛名をとりあえず書いてしまう。そうすると本文も書きだしやすくなり、書き始めれば怠け心はどこかへ消える。」
と、書き始めるための具体的な実践法も披露されています。
鍵山さんは何でもできてしまう聖人ではありません。工夫を積み重ねて実践する、実践者なのですね。
「工夫を積み重ねる」ことについては、書籍の中で何度も言及されています。ただ続けるだけでなく、改善をはかることを忘れない。ここを見逃してはいけません。
最後に、次のお言葉をご紹介します。
「誰にでもハガキは書ける。とても平凡なこと。だが、その平凡なことを続けるのが難しい。」
「誰にでもできることを、誰にでもできないくらいやる。平凡なことを徹底的にやれば、非凡になる。何年もハガキを書き続けていれば、それがわかってくる。」
トイレ掃除と複写ハガキに通底する「平凡の徹底」を見ました。
複写ハガキを始めてみたくなりませんか?