「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

嫉妬 人間の醜い本性が生じる2つ目の原因とは?

こんばんは。

本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。

 

あなたは週末1日目の本日をどのように過ごしましたか?

私は、「日本語」に関する書籍を読んだのですが、これが本当に興味深い内容でした。どこかで記事にしたいと考えています。自分にとって未知の世界をもたらしてくれる読書。ますます本を読みたくなってきました。

 

さて、本題に入ります。

昨日は「他人と比較することが嫉妬を生み出す原因である」という楠木建さんのお言葉を紹介しました。

今日は、もう一つの嫉妬の原因である「自分自身への有能感」について見ていきます。

 

それは「自分自身が優れているという気持ち」。つまり、自己に対する有能感である、とおっしゃっています。

この「自己有能感」という言葉は聞きなれなかったのですが、簡単にいうと「自分は価値が高い」から「できる人間と」として認められるべきだ、という欲求です。

 

「自分はこんなにできるのに、何で自分より劣っているアイツが」となるわけです。

自分が有能感を持っていない分野では、他人に嫉妬を抱くわけではない。

 

ある他人を自分と同じカテゴリーに属すると考えていて、そのカテゴリーで自分はできると思っている。なのに、他人のほうが良い評価を得ており、厚遇されていると感じる時に嫉妬が発生するのです。

 

この説明を聞いたときには軽い衝撃を受けました。

私は嫉妬という感情に振り回され、時には苛立ち、時には反省して生きてきました。

「嫉妬はいけない」と思うのはいつもその感情を抱いてから。なぜ嫉妬が生じるのか? という問いに真剣に考えたことはありませんでした。というよりも、問いかけたことがなかったように思います。

 

「なんて無駄な時間を消費し続けてきたんだ…」と残念な気持ちになったのと同時に、心が晴れていくのを感じました。物事の原因を知ることに嬉しさを感じませんか。自分の悩みの源泉の場合はなおさらです。

 

楠木さんは嫉妬の源泉を提示してくれました。

 

と同時に「絶対に無くすことはできない」感情ともおっしゃっています。

 

どうしようもないとして諦めるしかないのか? 

何か対処法はないのか? 

 

楠木建さんは鮮やかにその答えを示してくれます。

 

「大切なのは『自分がよければそれでいい』と思うこと。」

「他者の恵まれているところにばかり目が向くが、全面的にうまくいっている、全てがハッピーなどという人は世の中に存在しない。」

 

他人と自分を比較している時には、その人の恵まれている面だけを見て羨んでいますよね。「その人も辛いことはあるはず」とは微塵も感じません。特に感情が高ぶっている時には。

私にとっては、この「自分がよければそれでいいと思う」というのは言うは易し行うは難し、ではあります。

少なくとも「心がける」。これしかありません。

これが積み重なって、少しづつましな大人になっていけるのだと思っています。

 

明日に続けます。

 

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