「行動と見識」KOUSHIのブログ

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「嫉妬してしまう」あなたがとれる方法

 

こんばんは。

嫉妬が生まれる二つの源泉に関して、楠木建さんのお考えをご紹介してきました。

それは、

人と比較すること

自分自身の有能感

の二つでしたね。

 

昨日は、嫉妬される側にいる人の対処法として「嫉妬する人と自分を違うカテゴリーに入れる」ことをお伝えしました。

「嫉妬される」という恵まれた(?)立場にいる方はぜひ試してみましょう。

まあ、嫉妬されながらも周囲とうまく付き合える方は、あからさまでなくとも、この方法を取り入れているとは思います。あなたの周りにも、なぜかその人には嫉妬の念を抱かない、そんな人がいると思います。その人を観察してみましょう。そうすることで、より実践的なやり方が分かるかもしれませんので。

 

では、もしあなたが、嫉妬する側の人間だったらどうでしょう。欲深いあなたは、何か対処法を望んでいるのではないでしょうか?

大丈夫です。そんな私たちに、楠木建さんは二つの方法を示してくれていますので。

 

まず一つ目を。

・大切なのは「自分がよければそれでいい」と思うこと。

さらに次の文章を

・他者の恵まれているところにばかり目が向くが、全面的にうまくいっている、全てがハッピーなどという人は世の中に存在しない。

 

まず二番目の文章について見ていきたいと思います。

・他者の恵まれているところにばかり目が向くが、全面的にうまくいっている、全てがハッピーなどという人は世の中に存在しない。

他人と自分を比較している時には、その人の恵まれている面だけを見て羨んでいますよね。「その人も辛いことはあるはず」とは微塵も感じません。

でも、ある人がどれだけ幸せであるかは、そもそも他人には分かりません。「幸せ」とはあくまで、その人の「内側」の問題ですから、他人がうかがい知ることはできない。他人の「外側」を見るだけでは、本当のところは判断できない。

とはいえ、近く、深い関係を築き上げていれば、何か感じることはできると思います。「心が通じ合う」ほどの関係においては、です。

 

現代は、といってもここ30年ほどでしょうか、他人との関係の濃さがどんどん希薄になっている。家族の形態も、ご近所づきあいも、友人との関係も、学校や職場での人間関係も、お互いの距離が遠のいているのを感じませんか? こうなると、他人の心を感じることができる関係をつくるのが難しくなってくる。他人の悩みや苦しみ、つらさといったものを感じ取れなくなってくる。

さらにここ10年程のSNSの発達が状況を悪くしていますね。誰もが自分を発信できるようになった環境はありがたいで。でも、私たちがそこで表される情報に翻弄されてしまうという弊害も生んでいますね。個人から発信される情報はだいたいが「ハッピー」なものです。他人がその人のことを「幸せなんだんろうな~」と思うような投稿になってしまうのですね。

 

ここから導き出される状況は、もうお分かりですよね。

 

明日に続けます。

 

 

 

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