声を出して、手を動かす
こんばんは。
昨日までの記事で、英語学習の基本ルールを2つお伝えしました。
①「復習と反復に重きを置く」
②「睡眠前後に学習する」
そして、もう1つの基本ルールがあります。3大基本ルールの最後になります。
それは、
「声を出して、手を動かす」
です。
これは1つ目の「復習と反復に重きを置く」の中でも書いていましたね、気づかれましたでしょうか。
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具体的には、授業で習った単語や文章を繰り返し読む。黙読の後は音読する。さらには、音読しながら何度も単語と文章をノートに書く。
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「勉強」というと、一般的には「教科書を読む、教材を読む」、「映像講座を見る」、もしくは「オーディオで聞く」ということを思い浮かべるのではないでしょうか?
これらには共通点があります。何だかわかりますか?
それは、
受動的な活動である
ということです。
教科書を読むこと、映像を見ること、音源を聞くことはいずれも受動的な行為。どうしても受け身の姿勢になってしまうことは否めません。
受け身の状態では、学んだことがなかなか頭に残りません。
記憶の定着という観点、そして学んだ知識を活用できるかという側面においては、成果が伴いにくくなります。
集中力も散漫になりがちです。大好きで興味のある対象であれば集中できるかもしれません。ですが、つまらないもの、興味がない対象については、意識を集中させることが難しい。
これは、自分の日常生活を振り返ってみればわかると思います。
ダラダラとワイドショーを見ている最中にいつの間にか転寝してしまう。
講演やセミナーでいつの間にか寝てしまう。
会議の最中に眠りに落ちそうになる。
このような経験は誰しもお持ちではないでしょうか?
(ちなみに、年齢を重ねるとこの傾向は強まりますよね。国会中継を見ていると居眠りをしている議員さんが多いと感じませんか? ある有名企業に勤めている友人の話によると、会議の最中に目を閉じているお偉方が本当に多いとのこと(笑)。一方で、転寝の術には長けている。寝ているようでいて、しっかりと話の要点は聞いていたりする。そのような恐ろしい人も存在するようです。)
集中して取り組める環境、取り組まなくてはいけない状況にないと、人はいとも簡単に易きに流れてしまいます。私たちの意志力の弱さを忘れてはいけません。
私が書いた内容を繰り返します。
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具体的には、授業で習った単語や文章を繰り返し読む。黙読の後は音読する。さらには、音読しながら何度も単語と文章をノートに書く。
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そうです。手を動かして、声を出していたのです。
明日に続けます。