「少しずつ負荷を増やす」と「書ける時は書きまくる」
こんばんは。
「英文日記」についての話を続けます。
昨日の記事では、おもに英語学習初級者に向けてのポイントをお伝えしました。
「英文日記」が適しているのは、英語学習初心者の方に限りません。
英語から遠ざかってしまった人、英語を書くことに抵抗がある人など、自分の英語能力に現時点であまり自信がなくても、少しでも英語を身に付けていきたい、と思っている方におすすめの方法です。
そんな方にも「英文日記」を習慣化していただきたいと思っており、昨日お伝えしたポイントは有効ですよ。
毎日少しづつでも書き続ける。そして英語を書くことの抵抗を徐々にでも薄めていく。
次のポイントは、
6.書く量を少しずつ増やしていく
この「少しずつ負荷を増やす」ということは、英語学習に限らず、自己向上をはかる取り組みすべてに有効な姿勢・方法です。
「少しずつ負荷を増やす」ことの効果が分かりやすいのが、「筋トレ」です。
最初10回しかできなかった腕立て伏せ。次のトレーニングの際には11回に増やす。それをクリアしたら12回行う。
1回ごとの負荷の差はわずかでも、長いスパンでみると、スタート地点からはかなり離れた場所まで到達できる。
いきなり負荷をかけ過ぎても達成できない。そしていつの間にかやめてしまう。気持ちがついてこないので挫折してしまうのです。
自分でも意識しない程度に、徐々に負荷を増やしていく。これが着実に上達していくキーポイントです。
「英文日記」も同じです。昨日とはわずかしか差がないとしても、長い時間軸でみれば、その積み重ねは大きな差となって表れます。いきなり無理をしても続きません。大きな負荷を感じない程度に徐々に増やしていきましょう。
7.気分が乗っている時は書きたいだけ書く
先ほどのポイントと矛盾していると感じるかもしれませんが、そうではありません。
「無理に」長い文章を書くことは英文日記継続を難しくしますが、「書きたいときに」「書ける時に」長文を書くことは、一気に距離を進める可能性を秘めています。
私たちの感情は日々の出来事に左右されがちです。気分が進まなかったり、疲れを感じている時には、日々のタスクをこなすこともままならないかもしれません。
逆に、調子が良い時や気分がいい時もあります。「英文を書きたい!」という感情が湧きあがったときには、そのチャンスを逃してはいけません。心の赴くままにどんどん書き続けましょう。
これが1つの「実績」となり「自信」となる。それを機に、一気にレベルアップできるかもしれません。
注意したいのは、次の日も同じ分量を自分に課さないこと。うまく新たな軌道に乗ることができれば喜ばしいことです。ただ、負荷の急増が逆にヤル気を損なうこともあり得ます。英文日記は継続があってこそ。挫折してしまっては元も子もありません。
明日に続けます。