デメリットも考慮する 賢く使うことを忘れない
こんばんは。今日もこのブログにようこそお越しいただきました。ありがとうございます。
「英文日記に制限時間を設ける」手法のメリットをお伝えしてきました。
・短時間で文章を書く訓練をすることができる
・時間を短縮することができる
・タスクを終えた達成感とともに自分時間を過ごせる(私の場合は、ビール得合わせることによって)
・スピード感を活用できる
この手法の良さがお分かりいただけましたでしょうか?
ただデメリットもあります。完璧な手法というのはなかなかありませんよね。
それは
・英文がワンパターンになりがち
・考える時間が少なくなる
です。
「時間内に終わらせたい」が「ともかく時間内に終わらせればよい」との思いに変わってしまいやすいので注意が必要です。
こうなると、簡単な英語を使ってしまいます。自分が知っている単語や言い回しが多くなる。「英語を早く書く」訓練にはなりますが、自分の英語の幅を拡げることにはつながりにくいのです。
書く内容も、その日にやったことが淡々と書かれているだけ、前日と変わり映えのない文章、といった感じになりがち。
使われている英語も、その内容も「稚拙な」ものになってしまうのです。
何より「考える」ことを怠ってしまう。実はこちらのデメリットのほうが重いです。
日記の最大の効用は「日記で1日を振り返ることで、自己成長を促すことができる」という考えをお伝えしましたね。
この果実を得るためには「考える」というプロセスが欠かせません。
「英文日記に制限時間を設ける」という方法このプロセスを無視しているともいえるのです。
これでは、日記を書く意味がない、とも言えます。
こう考えるとメリットよりデメリットのほうが大きいのです。
ですので、「英文日記に制限時間を設ける」ことを恒常的に用いることはお勧めしません。
あくまで一時的に使う方法として捉えています。
私は今でもこの方法を不定期に使っています。
英文日記に対する気の緩みを感じた時に、ある一定の期間を設けて、この方法で英文日記に取り組む。やるべきことが多すぎて「スピード感」を活用したいときに一時的に活用する。
といった感じです。
英文を早く書く訓練に繋がるのは確かなので、日記より英語に比重を置きたい時期には活用してよいでしょう。
日々の英文日記の取り組みにアクセントをつけて、継続を促すことにも使えます。
この方法をうまく利用していただきたいと思います。