カフェインの負の作用 やはり「適度」が大事
こんばんは。本日もこのブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。
昨日はカフェインの効用についてお話しました。
カフェインは私たちに多くの利益をもたらしてくれる存在だということを再認識していただけたと思います。
ポイントは「適度」な摂取。適量を超えてしまうとデメリットがあるのです。カフェインを毛嫌いしたり、ネガティブな印象を持っている方がいるのは、ここに原因があります。
カフェインは内臓の期間を刺激します。過度に取り過ぎると下痢になったり、吐き気を感じたりします。
コーヒーを飲み過ぎておなかの調子が悪くなった、という経験はあるのではないでしょうか?
さらには精神面にも影響を与えます。
過度に摂取すると中枢神経が過剰に刺激される眠りに悪影響を与えるだけでなく、めまいが生じたり、以上な興奮を覚えたり。逆に不安に苛まれたりすることもある。
そして、もっとも気をつけたいのが「カフェイン中毒」。
一度にカフェインを過剰摂取すると急性中毒を発症することがあります。
ここ最近ブームにもなった「エナジードリンク」の拡大と若年層のカフェイン中毒の発症増は重なっています。
エナジードリンクには100mlあたり32~300mgのカフェインが含まれていると言われています。カフェインに不慣れな若年層が簡単に手に取れるエナジー飲料の広まりがその原因とも言われています。
海外に目を向ければ、未成年へのエナジードリンク販売に規制をかけているところもあります。
中毒にまで至らなくても、精神的にエナジードリンク(カフェイン)に依存してしまう危険性も指摘されています。
これらの副作用がカフェインを良くないものと見ることにつながり、カフェインフリーやカフェインレスが求められることに繋がるのです。
過度に取らなければ良いとこだらけなのですが、私たち人間は過ちを犯してしまうのですね…。なかなかうまくいきません。
また、体質的にカフェインが合わない方もいますし、妊婦の方にはカフェインは悪影響が大きかったりします。
それでもコーヒーなどを楽しみたい、という要望にこたえるかたちで、カフェインフリーの製品が生み出された側面もあるのです。
健康志向が高まると、企業側はその風潮を活用すべく、本当に多くの製品を世に送り出してきます。
これがカフェインフリーやカフェインレスを冠する商品が一大勢力となっている一番の理由でしょうか。
カフェインとうまく付き合う。その大切さを改めて認識していただければ、と思います。