カフェインの持続時間と効果開始時間を活用する
こんばんは。本日もこのブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。
あなたは早起き生活を実践されていますでしょうか? カフェインを味方につけて、この素晴らしい習慣を身につけていただきたいと思います。
昨日はカフェインの負の側面を見てみました。
今日は睡眠の話に戻りましょう。
早起きのための3番目の方法「夕方にカフェインを摂らない」。
これは、夕方に摂ったカフェインが夜までその効力を持続する、ということです。
では、カフェインはどのくらいその機能が続くのでしょうか?
カフェインの効果は飲んでから2時間~4時間ほど継続すると言われています。
想像以上に効果が長続きすると思いませんか? この事実を知ったときに少し驚いたのを覚えています。
飲んでから約3時間経過したころに、その最大効果があらわれるようです。
そして、もっと重要視しないといけないのが、効果がほぼなくなるまでの時間。なんと5時間~7時間ほどかかると言われているのです。
7時間継続すると考えた場合、23時に就寝しようと思えば、16時以降はカフェインを摂取してはいけないのですね。
これほど長く効果が続くとは驚きでした。
夜遅くにカフェインを摂らなければ大丈夫だろう、と思い込んでいたのは誤りだったのです。
また、カフェインがその効力を発揮し始めるまでの時間も知っておきましょう。
それ20分~30分と言われています。正確に言うと、これはカフェインが脳に到達するまでの時間。摂取されたカフェインは小腸で吸収されたのち全身にいきわたります。そして20~30分後に脳まで到達し、「覚醒」などの効果が現れてくるのです。
パワーナップについて論じられる際に、「寝る前にコーヒーを飲め」と言われるのは、これが理由です。カフェインの力を利用して目覚めて、一気に覚醒モードに突入していく、ということです。
効果が現れるまでの時間や持続時間について無頓着であった人も多いのではないでしょうか。
「なんとなくそう感じている」ことと「実際のデータ」に差がある。世の中の多くに当てはまることですが、このことも1つの例でしょう。
生活の質の一大要素である「睡眠」は、この違いを知っているかどうかで大きく変わってきます。
このデータを知るだけでも、安易に遅い時間にコーヒーに手を伸ばすことは減っていくでしょう。
カフェインの代謝は個人差が大きいのも事実です。
もっと早く影響が現れる人や、もっと長時間もしくは短い時間に効果が継続する人も。一般的なデータをベースに自身の経験を加味して、自分にとって効果的な時間にカフェインを摂取しましょう。
また、毎日カフェインを摂取しているとその効果が弱くなる傾向があるとも言われています。
やはり「適度」が大切なのです。
「カフェインとうまく付き合う」。そのためにも、これらの知識を活かしていただければ、と思います。