問題が起きたときにどう振る舞えるか 感情は選択できる
こんばんは。
PC故障時のサポートセンターのオペレーターの対応から、過去に体験した不動産管理会社の方の対応を振り返りました。
給湯器の異常に気づいて電話をしたのが朝9時頃。温かいお湯を取り戻したのがその日の夕方5時頃。
年末休みの初日の貴重な日中。この間私は何をしていたのか?
それは、
ずっとイライラしていた。
のです。
真冬にシャワーを浴びることができない。
その日の予定をキャンセルせざるを得ない。
一日中家に居なければいけない。
これらは給湯器故障という外的要因によってもたらされました。私がどうこうできることではなかった。仕方がないことです。
でも、その環境において、どういう時間を過ごすのか。その前段階として、どういう気分で過ごすのか。これは自分が選択できたはず。
「環境に振り回されてはいけない」
このことの重要性は分かっていました。いや分かっているつもりでした、管理会社に電話をするまでは。
管理会社の方の
「いつ直るかなんて分かりませんよ。これから業者さんに連絡するんですから。年末ですから業者さんが対応できるか分かりませんし。まあ、すぐには直らないんじゃないですか。」
という言葉に、怒りを感じ始めてしまった。
さらに、その後の彼女からの電話。
「お調べしたところ、アパートの他の住人の方からすでに電話があったことが分かりました。その方は年末年始は留守にされるそうで、直ぐの修理は必要ないと言っていました。」
というダメ押しの言葉を聞いた後には、怒りを抑えられない状況になってしまったのでした。
「心を落ち着かせよう。そして今を有意義に過ごそう。」
気持ちを切り替えて、PCに向き合います。年明け早々から海外一人旅を計画していた私は、その日の晩に現地ツアーやホテルを予約しようと思っていました。それを前倒ししてやればいいのだと。
でもなかなか集中できなかったのですね。「何かを決める」というのは少なからずストレスを伴う行為。心が落ち着かない状況で決断することはさらにストレスを呼ぶのです。
ストレスを感じた私は、それを管理会社のスタッフのせいにする。スタッフのせいにしたかったのですね、正確にいえば。
「あの人がもっと真摯に対応してくれば、今頃シャワーを浴びていたかもしれないのに!」と、自分で怒りを増幅させてしまったのでした。
本当にお恥ずかしい話です。
問題が起きたときにどう振る舞えるか、それがその人の真価を決める。
感情は自分で選択できる。
この2つの鉄則を改めて認識することができた。その意味で、このトラブルは貴重な経験であったと言えます。
この環境で自ら負の感情を選択してしまった。確かにトラブルは外からもたらされたかもしれない。でも、それをどう捉えるかは自分にかかっている。
このことを体験として改めて学んだのは良かった。
それにしても本当に余裕がなかったのだな〜と思います。情けないですね〜。
「余裕を持つこと」
このことの大切さを何より実感した出来事でした。