人生何が起こるか分からない
こんばんは。
どなたにも好きな言葉や気になる言葉があると思います。偉人の名言かもしれませんし、故事成語かもしれない。ある小説の主人公が発したセリフかもしれません。
その言葉が好きなのはおそらく自分の体験や信念と深く結びついているから。そこまで重くなくとも、自分の考え方や希望と関連しているのは間違いありません。
私の座右の銘は「継続は力なり」と「戦略的一石二鳥」。
これらについては多く記事にしてきました。そして、これからも記事を重ねていくと思います。
そして、自分の中で重みを増してきているもう一つの言葉があります。
それは
「人生何が起こるか分からない」
という言葉。
あなたはこの言葉をどう感じますか?
一般的にはネガティブな意味合いで捉えられているかもしれません。
例えば、解雇、別離、大病、早逝といった人生の一大事にはこの言葉が当てはまる。順調にいっていた人生が続くとは限らない。
だいぶ前に「人生には3つの坂がある。上り坂、下り坂、そして、まさか」という言葉を聞いて膝を打ったのですが、この「まさか」というのも「何が起こるか分からない人生」を象徴しているように感じます。
ここ数年を振り返ると、私も「まさか」という経験をしています。尊敬する方の早すぎる死。まさに「人生何が起こるか分からない」出来事でした。本当に残念で仕方がありません。
ここ最近私の中でこの言葉の重みが増しているのは、実はネガティブな意味合いでではありません。180度反対のポジティブな意味合いによってです。
この言葉に助けられる。この言葉に希望を見出す。そう感じるようになったのです。
たとえ不遇を味わったとしてもこの先どんな幸運が待っているかは分からない。腐らずに前を向いていく勇気・元気が湧いてくる。
これは単なる慰めではなく真実だと思います。本当にどんなことが起こるか分かりません。
これまでの人生の中であなたもそう感じる出来事に遭遇したことはあるではないでしょうか。もしなかったとしても、これから「良いこと」が起こる可能性は十分にあるのです。未来は、人生はだれにも予測できないのですから。
この真実をしっかりと認識することで、下り坂や逆境にいるときに希望を見出すことができる。
人生何が起こるか分からないのですから「気楽に」行きましょう。無責任に生きていいということではありません。最善を尽くす心構えを持ちながらも、悲壮感に浸らずに楽しく明るく進むことは忘れてはいけません。
そして、上り坂にいるときの「戒め」の言葉としても忘れてはいけませんね。