音声学習のマイナス面をプラスにできる2つの方法
こんばんは。
音声学習を徹底的に活用する。
これまで数日に渡り、そのメリットや、「読む」との切り分け、Audibleの活用についてお話ししてきました。
音声の活用は、あなたの学びを加速度的にスピードアップしてくれます。
そんなことはないと思いますが、もしあなたが音声学習を生活に取り入れていないのであれば、これまでの人生でかなりの時間を損していることになります。
今からでも遅くありません。ぜひこれからの生活に組み込んでいきましょう。
デメリットの一つとして、「集中するのが難しい」という点を挙げました。
実は、このマイナス面をカバーできる、イーブンにできる、もっと言えば、プラスにできる方法があります。
しかも2つもあるんです!
それは
・掃除をしながら聴く
・料理をしながら聴く
詳しく説明していきますね。
まず、掃除について。
掃除がもたらす効用については、これまで何度もお伝えしてきました。
その中の一つが「無心になれる」ということ。
「ほうきで掃く」と「モップ掛けをする」の2つは、この「無心になれる」状況を作り出しやすい。
この2つの共通点がお分かりになりますか?
それは、いずれも「同じ作業を繰り返す行為」だということ。私たちは、この「繰り返しの作業」に従事していると集中しやすい。作業を続けているとリズムがでてきて、自然とそのリズムに入っていく。この状態に入っていくと、心が無心になっていくんです。
あなたもそんな経験はあるでしょう。
その「無心」の環境下では音声が頭に入ってきやすい。集中して聞くことができる。
特に音声に意識を向けているつもりはなくても、頭にすーっと入ってきたり、ある言葉が、文章が心に響いたりする瞬間がある。
他にもそんな場面はありますよ。
「お風呂場をスポンジでゴシゴシ洗う」
この「ゴシゴシ」はまさに繰り返しの作業です。この作業中に音声を聞く。これが集中できるんですよ。
料理も同じ。
特に「野菜を切る」というのがおすすめです。
キャベツや大根を千切りする。これは「同じ作業を繰り返す行為」に他なりませんよね。
黙々と「切る」作業を続ける。いつしかリズムに乗っている。そして、心が無心になっていく、研ぎ澄まされていく。この状態の心で音声を聞くと、その内容がすーっと入ってくる。より深く理解できている感覚を抱いたりする。
私がこの感覚を得たのは、干し野菜の下準備として大根を千切りにしていたとき。
大きめの大根の約半分を一気に千切りしていたときでした。その時に聞いていた音声がスーッと頭に入ってきたんです。
その時は特に気にしていなかったんですが、1週間後に同じ場面がまたあったんです。(どれだけ大根を千切りしているのですかねw)
このような効果を得たいがために、掃除×音声学習、料理×音声学習に取り組んだわけではありません。
ただ、大好物の「一石二鳥」を得たいがために、2つの行為を同時にやってみただけなんです、もともとは。
それが思いもよらぬ結果に。
音声での学習に対してこんなに充実感を得られるとは思っていませんでした。
騙されたと思って、ぜひ一度試していただきたいと思います。そして、その効果を実感していただきたいと思います。