人生で大切なことはすべて大井競馬場で学んだ
こんばんは。
「人生で大切なことはすべて大井競馬場で学んだ」と題して、師匠からの学びをお伝えしていきます。
昨日は最も大切なポイントである
1.一日の予算を決めておくこと
についてお伝えしました。
今日は次に重要なポイントである
2.馬券は百円単位で投票すること
について説明します。
この1と2の2つのポイントを押さえれば、競馬で大金を失うことはありません。「負けない方法に徹する」という彼のメソッドの2大ルールとなります。
大井競馬場を初めて訪れた時の衝撃は今でも覚えています。
それまでJRAでの馬券購入しか経験したことのなかった私。千円単位で馬券購入するのが常でした。
師匠が購入した馬券を見て私は驚きました、百円単位で購入していることに!(おおげさですみません…)
でもこれは理にかなっているのですよね。今になって分かります。
まず予算が5000円しかないという条件下では、これは合理的です。
そして、競馬場という「市場」に長く居続けるという意味でも合理的。負けて市場から撤退してしまっては、儲ける機会を失ってしまうことになります。市場に長く留まることで利益を手にできる機会が多くなりますし、少し大きな勝ちに恵まれるチャンスも巡ってくるのですから。
端から大勝ちは求めていません。小さく勝つこと、大負けしないことが最重要。これを繰り返していけば、いつかは利益が溜まってくる。そういう考え方です。
彼がこのような考え方に基づいて百円単位での馬券購入をしていたのかは分かりません。直接聞いたわけではありませんので。単純に競馬が好きで、競馬場に長く居たいという理由からかもしれません。
今は全く競馬をやっておらず、大井競馬場も訪れていないので変わっているかもしれませんが、当時は第1レースが14時30分ごろ始まって、最終の12レースが21時前。だいたい、第1レースが始まる1時間前に入場していましたので、7時間以上競馬を楽しむことができます。
彼は予想が大好きで自分なりの予想方法を確立していました。彼が自分の予想の根拠を話す時の嬉しそうな顔を今でも覚えています(笑)
競馬でお金を儲けることはあくまでも二義的なもので、予想を楽しむことが一番の目的だったようにも思えます。その予想の時間を長くとるには、多くのレースに参加すること。つまり、「1つのレースに大金をつぎ込んで負けてしまい市場から撤退させられる」という状況に陥らないこと。そういう考えがあったように思います。
そんな彼の予想のスタイルは?
明日に続けます。