「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

人生において「成功」は約束されていない。しかし「成長」は約束されている。

 

こんばんは。

今日も田坂広志さんの『人生で起こること すべて良きこと』からの学びをお伝えしていきます。

 

昨日ご紹介した「心の技法」について、より詳細な内容が展開されていきます。

まずは「逆境」「失敗」と「成功」「成長」の関係について。

たった一つの小さな出来事で目の前の人生の成功が逃げていくことが、否定できない「人生の真実」である。人生において「成功」は約束されていない。それが冷厳な「人生の真実」。

人生の「逆境」をまえにしたとき、その「逆境」に対し、次の言葉を抱くべき。

人生において「成功」は約束されていない。しかし、人生において「成長」は約束されている。

さらに続きます。

我々が人生に「正対」する心の姿勢を失わない限り、「失敗」や「逆境」を「成長」に結びつけていくことができる、だから、「人生で起こることすべては意味がある」、さらに「人生で起こることすべて良きこと」と言える。

ここでも、この本の主題が繰り返されています、論理的にその理由を示すという形で。理由と論拠を明示しながら「繰り返し」大切なことを、分かりやすく伝えていただけるのが本当にありがたい。これが、私が田坂広志さんを師事する一番の理由でもあります。

 

さらに話が具体的になっていきます。私がメモした次の文章を見ていきましょう。

「心の技法」の第一は、「逆境観」を定めること。「逆境」というものを肯定的に受け止め、前向きに捉えること。

「逆境」とは自分の可能性を引き出してくれる素晴らしい「成長の機会」である。

この書籍のタイトルにも含まれているキーワード「逆境」を「成長の機会」と捉える田坂広志さん。

この後、私たち凡人でもそう捉えることができるように、「解釈」についての説明に話が移っていきます。ただ、「逆境を成長の機会で捉えなさい」と言われてもできるものではありません。それではただの根性論と変わりませんよね。

人生で起こったことを「解釈」する力、「解釈力」。それが我々の人生の分かれ道で真に「運命」を分ける。

この「解釈力」をどのようにして身につけていけばよいのか? そのためには起こった出来事の「意味」を考える。その習慣を身につける。

出来事の意味を考えること。その理由と大切さを示すために、この後の文章で、田坂広志さんは「エゴ」についての話を展開していきます。

「小さなエゴ」と「大きなエゴ」についての説明も分かりやすく腑に落ちました。ここで全てをご紹介するとかなりの分量になりますのでポイントのみをお伝えさせていただきます。

我々の人生で起こった出来事の「意味」を正しく解釈し、成長へと結びつけていくためには、自分の「小さなエゴ」を見つめること。その「エゴ」を成長したいという強い意欲を持った「大きなエゴ」へと育てていかなければらない。

 

明日に続けます。

 

 

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