「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

「感謝」はすべてを癒す

 

こんばんは。

 

「不幸な出会い」にも意味がある。こう考えると、毎日が自分の成長につながります。

人生思い通りにはいかないものです。不運や不幸に遭遇することは避けられません。何より、人とのかかわりは避けられない。すべてが楽しく嬉しいかかわりではありません。どうしても自分にとって嫌な、苛立たしい、不幸に思える人との出会いやかかわりは避けられない。むしろそう感じる場面の方が多いでしょうか。でも、それこそが貴重な成長の機会。こう考えると毎日が生き易くなると思うのです。

 

田坂広志さんの書籍『人生で起こること すべて良きこと』から、さらに引用を続けます。

「起こった出来事」や「出会った相手」を心に浮かべ、ただ「有り難うございます」と祈る。姿勢を正し、呼吸を整え、心を静め、ただ「有り難うございます」と心の中で唱える。言葉を換えれば、心の中で「感謝」する技法。その「不運な出来事」や「不幸な出会い」に無条件に「感謝」する技法。それを行じるだけで、不思議なほど心の中の「エゴ」の叫びが静まってくる。自分の心の中の「小さなエゴ」が何を嘆こうとも、何を叫ぼうとも、それには耳を貸さず、ただ心の中で「有り難うございます」と唱える。

 

この技法はただ「有り難うございます!」と心の中で唱えるという素朴な技法だが、その「行」に徹するならば、ただ「強い心」を引き出すだけでなく、自分の心の中に「強い命」も引き出す。すなわち「強い生命力」を引き出す。まさに「有り難うございます!」と「力強い言葉」を唱えることによって「力強い生命力」を引き出す。

 

 

さらに続けます。

 

「感謝」はすべてを癒す。「感謝の技法が我々の心の中から力強い生命力を引き出し病気を癒す力となる」という意味だけではない。「感謝の技法が、我々の中から力強い生命力を引き出し、目の前の問題を解決し、目の前の逆境を超えていく力となる」という意味でもある。

 

感謝することの大切さ。このことは何度も見聞きしてきました。

でも残念ながら、そのことを真剣に考えて、そのことを実践するのを怠っていた、ないがしろにしていた、忘れていた。

浅はかな自分に気づくととともに、田坂広志さんの言葉の力を借りて、これからは「感謝」とともに生きていきたい、そう感じました。

 

この後「死生観」について語られ、「使命感」「魂の強さ」について話が及んでいきます。

この部分が本書のクライマックスと言えるでしょう。田坂広志さんご自身の死をさまよう体験から語られる言葉に重みと説得力を感じずにはいられません。

 

幸いながら私は大病を患ったことはありません。死を感じたこともありません。この意味では、田坂さんの言葉から「気づき」を得たとは言えません。それはあくまでも「頭」で理解しただけなのですから。

ですので、ここで詳細の説明と私自身の考えを述べるのは控えたいと思います。誤った認識や表層的な考えを示すのも良くないと思いますので。

 

明日に続けます。

 

 

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