オーストリア・チェコ・ハンガリー　初めての本格的な一人旅

こんばんは。

旅好きの人には必携の書『地球の歩き方』。

海外を旅したことがある人であれば必ず一度はお世話になったことがあるガイドブックではないでしょうか。

私は最初の海外旅である「イタリア・ギリシャへの旅」以来ずっとお世話になってきました。正直に言えば、他のガイドブックに浮気をしようと思ったことはあります。書店に行けば本当に数多くのガイドブックが並んでいますからね。でも最終的に選ぶのは常に『地球の歩き方』。私の旅人生とは切っても切れない関係にあります。

同書との思い出は数多くあります。昨日はイタリアでの出来事についてお話しましたが、もう一つ忘れられない旅があります。

それは、オーストリア・チェコ・ハンガリー3か国を回る一人旅。私にとって最初の本格的な海外一人旅でした。

当時はまだ旅慣れておらず、航空券はオーストリアとの往復便を予約。今思えばオーストリアに入ってハンガリーから出る等他の選択肢も考えられたかもしれませんが、当時は入出国を同一の空港からしなければならないという固定観念に縛られて選んでしまったオプション。

旅したのはクリスマスが終わった後の5日間ほど。この時期は航空券が少し安かった。この時期を選んだ理由はその値段のみでした。3国間の移動は鉄道とバスを利用。うち一つは夜行バスで宿泊費を浮かすという徹底ぶりでした。

私の貧乏旅行スタイルはこの最初の旅に確立したといっても過言ではありません。（偉そうにいうことではありませんが）。

今思い返せば、よくこんな旅程を組んだものだな～と感心します。この時期のヨーロッパは本当に寒い。街中の移動は徒歩に頼っていましたが、降り積もる雪の中を、凍った路面をゆっくりと歩いた感覚を今でも覚えています。そして、初めての中央ヨーロッパへの一人旅で安易な移動手段に頼差なかった自分を褒めてやりたいですw　

この旅を終えた後は体重が3㎏近く減りました。もともと痩せ気味の身体から3㎏を失いましたので、少しやつれた感じになってしまいましたw　

でも体重が減るというのは嬉しくて、しばらくはこの体重をキープするように生活習慣が変化。この度がきっかけとなった良い出来事の一つでした。

何よりの成果は、先述したように、この旅が私の一人旅のスタイルを決定づけたということ。貧乏旅行に徹したことで不便や苦痛を感じたこともありましたが、それを乗り越えることができた。この経験が自分を勇気づけた。そして、その後も格安旅を志向することができた。

最初に辛い(？)思いをすると後が楽になります。まあ、実際には辛いという感情はなく楽しくてしかたがなかったのですが。

すみません、前置きが長くなってしまいました。

この旅と『地球の歩き方』の関係については、明日お伝えしますね。

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