読書の罠にはまってはいけない
こんばんは。
読書は人生に彩りを与えてくれる。古から伝わる智慧を、先人の知の結晶を学ぶことができる。想像力を掻き立てて、創造力も磨いてくれる。
読書は本当に得られるものが多い。もしお金に不自由しないで生きられるなら、一生働かずに思うがまま読書にはまりこみたい、そう感じるほどです。
あなたは読書にどのくらいの時間をかけていますか?
現代人の読書時間は平均で1日30分程度という統計もあるくらいですから、読書家は少数派なのかもしれません。
仮にあなたがある程度の時間を読書に注いでいたとします。「本を読んだ」という行為自体に満足していませんか?
読書好きのあなたが陥りがちな罠。一つ目は昨日の記事で書いた通りです。
それは「自分にとって価値のない本を読み続けてしまう」こと。
実は私はその一員なのですがw いや、一員だったといっておきましょう。コロナ禍の図書館閉鎖という外的要因、つまり、新しい本を借りられないという状況が、無駄な本を手にする機会を少なくした。それは、「一度読むと最後まで読まなくては!」という心理状態に置かれる理由、本そのものの存在がなくなったということ。これが結果的につまらない本に要する時間の減少につながったのです。
罠はまだありますよ。
すでに書いたように、それは「本を読んだ」という行為自体に満足してしまうということ。
学んだことだけで満足してそれを自分の生活に取り入れない、行動に結びつけないのであれば、読書から得られるものは限られてしまいます。だからこそ、インプット後のアウトプットこそ重視すべき。このことに気付きアウトプットに力を注ぎ始めています。まだ決して十分とは言えないレベルではありますが。
さらに厄介なのが、「読書」には現実逃避の手段として使いやすい側面があるのですよね。
本当は他にやらなくてはいけない対象があるけど、やる気が起きない、気が引ける。そんな時に代わりに「読書」に逃げていませんか?
時間に余裕があるけど、積極的に行動する気がしない、何かに取り組む気持ちになれない。そんな時に安易に「読書」という選択をしていませんか?
「読書」という行為をとったことに満足してしまう。有意義な時間を過ごしたと思ってしまう。そこから何も学んでいなくても、何もアクションを起こさなくても、ただ「本を読んだ」という事実だけで自分を肯定してしまう。「読書」という言葉にはなにか高尚な響きもありますしね。
と偉そうにかいていますが、実は私はこのグループの一員なのですがw いや、一員だった、と胸を張って言えるかどうか。まだようやく片足を抜き出したという段階かもしれませんw
あなたの読書習慣を振り返ってみてください。これらの罠にはまっていませんか?