自分にもできていることがあった!
こんばんは。
『アメリカよ! あめりかよ!』を読んで、落合信彦氏に憧れを抱く。
そして「自分ももっと力強く生きよう」と心に決めた、その翌日。冷静になって考えると、氏の生き方のスケールが大きすぎて、自分には「こんな生き方はできない」と現実を認識してしまいました。
もう一度著書を最初から見返していくと、ある一節で手が止まりました。
落合信彦氏が「どんなことがあっても腕立て伏せを毎日欠かさなかった」という文章を見つけたのです。その前日にも読んでいたはずなのですが、その時は読み飛ばしてしまった。もしくは琴線に触れなかったのかもしれません。
今となっては、どんな文脈で書かれていたかは全く覚えていません。
1日数時間の睡眠で大学での勉学に勤しんでいた落合信彦氏は、ごくたまにパーティーで羽目を外すことがあった。そこでどんなに酔っぱらっても、腕立て伏せは絶対実践した、という内容だったと記憶しています。
「自分にもできていることがあるじゃないか」
この本と出会う以前から、私は腕立て伏せと腹筋に毎週末に取り組んでいました。
以前の記事にも書きましたが、毎回徐々に負荷を増やしていくやり方で、毎週末に必ず取り組んでいました。
自分がすでに実践していたことを、落合信彦氏も実践していた。そのことを知った喜びに加え、この習慣をこれからどんなことがあっても絶やさないという決意。この一節を読んで自信と希望を感じたのです。これを続けることで、少しでも落合信彦氏のような男に近づけるかもしれない、と。
この書籍で一貫して主張されているのは、氏の「精神力の強さ」と「行動力」。
これを裏付けるエピソードの数々があまりにもドラマティックでスケールが大きすぎて、それらのエピソードに目を奪われてしまっていた。
でも、大スケールのドラマが紡ぎだされる裏には、それを成り立たせる日々の鍛錬・努力が伴っている。私は、そのことに気付いたのです。
日々の地道な努力の継続。これであれば自分にもできる。いや正確にいえば、これしか自分にはできない。でも、その継続が自分の人生を良い方向へ持って行ってくれることは間違いない。ドラマティックな生き方には繋がらないかもしれないけれど、自分の人生を自分で生きていくために、どんなことがあっても筋トレを実践しよう。
その後、実際に毎週の筋トレを欠かすことはありませんでした。どこにいようと、どんな環境にあっても、数時間にも及ぶ筋トレ時間を死守しました。精神力の強さを身に付けるために。
こう書いていると、久しぶりにこの書籍を読みたくなってしまいました。
明日に続けます。