あなたはカロリー情報を活用していますか?
こんばんは。
岡田斗司夫さんが提唱する「レコーディング・ダイエット」。
その根幹をなす「助走」のステージについてお伝えしてきました。
この章のまとめを改めて抜粋しておきます。
・「助走」のポイント ①体重を毎日測る②口に入れたものすべてをメモする③ガマンしない
助走の後のステージについてもご紹介していきましょう。ポイントを示すにとどめます。詳細は本書を読んで確認いただきたいと思います。
次は「離陸」です。章末のまとめから抜粋します。
・「離陸」のポイント ①体重・体脂肪率を毎日計る②口に入れたものすべてをメモし、カロリーを計算する③どうやれば総カロリー数を減らせるか想像してみる。でもガマンはしない
この章での、個人的な嬉しい発見(?)は、岡田斗司夫さんもタニタの体組成計を使っていたこと。すみません、本筋とは関係ありませんね。
このステージでも、ガマンはしません。これがありがたい。
重要なのは「記録」を続けること。カロリーを調べてメモするというのはさらに面倒くさいですが、助走でメモ習慣を身につけていれば実践は困難ではないでしょう。助走の段階での準備が、このステージでも効いてくる。
カロリーを計算してみるというのは面白いと思いませんか?
現在は、ほぼあらゆる食品にカロリー表示がされていますよね。コンビニやスーパーで手にと取る食品、定食屋やレストランでのメニューにカロリーが書かれている。
そして、一日あたりの、性別・年齢別の一般的なカロリー消費量も馴染み深いですよね。といっても、それほど気にしていない方もいらっしゃると思いますので、参考に示しておきましょう。
厚生労働省の情報を参考にさせていただきました。
男性 女性
18~29歳 2,650kcal 2,000kcal
30~49歳 2,700kcal 2,050kcal
50~64歳 2,600kcal 1,950kcal
65~74歳 2,400kcal 1,850kcal
75歳以上 2,100kcal 1,650kcal
ちなみに、これは「身体活動レベルⅡ」と呼ばれる、「通勤、通学時に立つことが多い。家事や軽度のスポーツをする人」の場合となります。
自分がどれだけカロリーを消費して、どれだけカロリーを摂取しているのか。それを知る環境は整っているわけです。
でも、どれほどの人がこの情報を有効に活用しているでしょうか。
という私もその類の一人。だからこそ、そう思う。
そこに表示されているカロリーが信用できない。使われている食材の産地や状態によってカロリーは異なる、一様ではないはず。なのに、なぜこんな数値をはじき出せるのか。
さらには、カロリーだけが体重に影響を及ぼすわけではない。カロリーフリーの甘味料が体重増に効いてくるという話も聞きます。
だから、カロリー摂取量を知ってもあまり意味がないのでは?
というのが私の感じ方です。
でも「カロリーは絶対ではない」という前提に立って、おおまかにでも自分の摂取カロリーを調べてみるのもいいかな~と思ったのです。この著作を読んだときに。岡田斗司夫さんも、「カロリーを絶対視しない」というようなことを書かれていましたし。
自分がどれだけカロリーを摂取しているのかを把握する。これまでやったことのない試み。もしかしたら何か新しい発見があるかもしれません。そして生活改善につながっていく機会を得ることになるかも。
すでに賢く活用している方もいらっしゃるかもしれません。
未だ活用されていない方は、これを機会に、ぜひカロリー計算に取り組んでみてはいかがでしょうか。