「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

「今諦めてしまうと努力が水の泡になる」「私はこんなに努力をしてきた」

 

こんばんは。

このブログでは、「記録すること」「メモを取ること」の大切さについて、何度も触れてきました。

この行動を習慣化できたとしても、それだけでは片手落ちなのです。「記録を見直す」というプロセスがなければ、記録には意味がない。記録を活用しなければ、単なる時間の無駄なのです。

私は、自身の生活に数多くの「記録」を取り入れています。

読書、英語学習、行動タスク実践有無、日々の気づき、日記。これ以外にもあります。そして、これらを定期的に見返す時間を持っています。そこから、自分の行動や考えの傾向を探り、戦略や戦術を見直す。この時間は本当に有意義であり、貴重です。

 

本書の中でも、岡田斗司夫さんはこのように書かれていました、

・記録のありがたさを一度でも実感したら、メモを毎日つけることも、面倒ではなくなることだろう。詳しくつけておくと、あとあと見直したとき、励まされるだけでなく、改良点を見つけられたり、あらたな比較検討の材料にできたりと、重宝する。

 

さらに、もう一つ大切な文章をご紹介させてください。

・人間、他人は案外簡単に裏切れる。しかし、がんばってきた自分の実績を裏切ることは、そう簡単にできるものではない。人間というのは「今までの自分の努力や時間が無駄になる」ことを何より恐れ嫌う生物である証拠だ。

 これは的を射ていると思いませんか?

「自分の努力や時間が無駄になる」ことほど、つらいことはありません。そんな状況に陥ってしまうことを何とか避けようとする。私たちにはそういう性質がある。

 

ご自身の人生を振り返ってみるとわかりやすいと思います。

ダイエットに限らず、受験勉強や資格取得のための勉強、部活動。これらに勤しんでいたときの心理状態はどうだったでしょうか。

達成したいもののために費やしてきた労力と時間が多ければ多いほど、それが無駄になることを恐れる。そんな状況になったら悲嘆に暮れてしまうから。絶望を感じることになるから。そんな状況を何とか避けたいと思うのが人間の性。

 

逆にいうと、もし、それほど恐れを感じないのであれば、それまでの努力や時間がたいしたものではなかった、ということかもしれません。とくだん思い入れもない、中途半端な、それなりの努力だったのでしょう。

 

私たちが真剣に物事に取り組むときに、この性質、恐れの感情を前向きに利用するためには、記録を見直すことが有用なのです。記録を見直すことで、自分がどれだの労力と時間を費やしてきたかを再認識する。

「今諦めてしまうと、この努力が水の泡になる」

このことを強く認識することによって、何とか踏ん張れる。

 

さらには、自分を励ますことにもなる。「私はこんなに努力をしてきたんだ。結果が現れないはずがない」と。

 

記録の持つ魔力は、ここにもあるのです。

 

最後にご報告。

「スナック菓子を買わない生活」の10日目もクリアしました!

 

 

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