「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

影の主役は「記録をすること」

 

こんばんは。

岡田斗司夫さんの名著『いつまでもデブと思うなよ』からご紹介した気になる文章。

・するとどうなったか? 五か月間で私の体重は107キロになった。つまり10キロもの体重が、食事制限もなにもなしで落ちたのだ。

ただ「記録」するだけで10キロも体重が落ちる。にわかには信じられませんよね。

これが「記録する」ことがもたらす効果、記録マジックとでもいいましょうか。記録することは奇跡を呼び込むのです。

やはり「記録」は素晴らしいですよね~。

 

といっても納得していただけないと思いますw

記録したことが直接体重の増減に結びつくことはありませんから。これは科学的におかしい。これが成り立つなら、現代科学を否定することになりますw

つまり、記録と体重の間に何かがあるはずなんです。

 

続く文章に答えが書かれていました。

・原因はおそらく「無意識のうちに太る行動を避けていた」ということだろう。ここ重要だから注意して欲しい。

「記録をする」→「無意識のうちに太る行動を避ける」→「やせる」という流れなのですね。

「記録」が「太る行動を無意識に避ける」状態をもたらした。これが10キロ減につながった。

この流れでの主役は「無意識のうちに太る行動を避ける」こと。これが結果につながったのですから。

でも影の主役は「記録をする」です。この存在がなければ、表の主役の登場はなかったわけですから。

 

「ここ重要だから注意して欲しい」に続く文章がこちらです。

・「なぜ記録するだけで10キロ落とせたのか?」がポイントではない。「太る行動を無意識に避けるだけでやせる」のである。太っているのは、毎日まいにち「太り続けるための行動」を繰り返している成果なのだ。

・並外れて太るのは、「並外れて太る行動」をとり続けた結果なのだ。たえまなく太る努力をし続けなければ、そんなに太り続けることなどできない。

・「なぜ記録するだけで10キロ落とせたのか?」がポイントではない。

この文章は「記録すること」がポイントではない、重要ではない、とは言っていませんのでお間違いなく。

「記録すること」があったからこそ、10キロ落ちたという結果が生じたのですから、記録が超重要なのは確かです。

 

ここでいう「ポイント」とは、「なぜ太っているのか」という、もっと本質的なところを考えるうえで、外せない部分だということ。

 

ポイントは「太る行動を無意識に避けるだけでやせる」という結果であり、事実。

ここから導き出されるのが、「太る行動」が「太る結果」をもたらしているという、ある種当たり前のこと。こう文章に書くと自明のことのように思えますが、これがけっこう奥が深い。

 

明日に続けます。

 

 

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