早食い予防にも効く
こんばんは。
「食べ過ぎ」を防ぐにはどうすればいいのか?
岡田斗司夫さんの「レコーディング・ダイエット」ではこう書かれています。
そこで食事ごとに「満腹感」も記録してみよう。食事の後に「満腹」とか「足りない」と書くのだ。そして、10分したらもう一度そのメモを見る。10分後に「ちょうど満腹」とか、「ちょっと苦しい」とか書くようにする。それを見返せば、自分がどれくらいで満腹になるのか、見当がつくようになる。
もし、あなたがここまで「レコーディング・ダイエット」を継続されてきたのであれば、難しくないでしょう。なにより「記録すること」のメリットを享受し、実感してきたことが、この営みを後押しするかもしれません。
今私が試みているのは「よく噛んで食べること」と「食べることに集中すること」。まとめていえば「食を楽しむこと」です。
「よく噛んで食べる」ことの大切さを改めて認識しています。唾液が十分に分泌されて消化にも優しいと言われますよね。なにより、早食い予防になるということ。長年の習慣である「早食い」が抜けきらず、ついつい忘れてしまうこともあるのですがw
そして「食べることに集中する」という姿勢。「よく噛んで食べる」と「食べることに集中する」とは同義かもしれません。つまり「食を楽しむ」ということ。食べることを感じながら、感謝しながら食べる。食べることへの感謝をかみしめる。
ながら食いは、食を楽しむことを放棄する行為。YouTubeを見ながら食事はしない。Yahooニュースを見ながら食事はしない。ついつい絶え間なく食べ物を口に運んでしまいますから、食べ過ぎにつながるのです。食への感謝という感情はない。
「もう少し食べたい」と「ちょうど満腹」と「ちょっと食べ過ぎで苦しい」。この三つの違いを感じることができると、他にも気づくことがあると言います。
・体が発する満腹のサインに気づくようになると、空腹というサインもわかるようになる。禁断症状のような激しい飢餓感ではなく、微妙な空腹感のことだ。太っている人は全員、このサインにも気づいていない。
・空腹がわからないから、空腹になる前にどんどん食べてしまうのだ。正確に言えば、満腹でなくなったら食べる。食べられるかなと考えたとき、何か食べられそうだったら、さっそく食べる。そうやって、空腹になる前に食べ続けていたから、胃袋が空腹のサインを出すチャンスも、空腹のサインを感じるチャンスもなかったのだ。
満腹感以上に、空腹感を認識していない人が多いのではないか。私はそう思っています。
この飽食の時代において、普通に生活していると、本当の空腹を知る機会がない。そう感じます。
明日に続けます。