「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

「欲望」と「欲求」の違い

 

こんばんは。

岡田斗司夫さんの「レコーディング・ダイエット」の「再加速」のステージ。

今日のポイントはこちらです。

 

・「再加速」のポイント ③「○○が食べたい!」という欲望ではなく、「○○を欲しがっているな」という体の欲求を自覚しよう。

そして、

・この変化、実は単なる味の好みの変化ではなく、もっと大きな変化の前兆である。

以前ご紹介したこの文章に書かれていた「大きな変化」についての説明です。

 

・空腹・満腹という「胃袋からのサイン」がわかるようになると、もう一つのもっとか細いサインが聞こえるようになる。それは、身体自身が発する「○○が食べたい」「○○が必要だ」というサインだ。その時体が必要としているものを伝えてくれる。カゼでビタミンが必要なときは、100%のオレンジジュースが美味しく感じられる。こういうときの「美味しい」は、舌や口が美味しがっているのではない。「体全体が喜んでいる」という表現がぴったりな「美味しい」だ。

・この「食べたい」のサインに従うと、いままで「好物ではない」「そんなに好きではない」と思っていた意外なものも、非常に美味しく感じられる。美味しいものが増えると、ダイエットがいっそう楽しくなる。

身体自身が欲している、そして、身体全体が喜んでいる。身体から発せられるサインに気づくことができるようになる。これが「大きな変化」なのですね。

風邪で体調を崩したときに食べる果物や、おかゆの美味しさ。ふだん感じる美味しさとは違う、身体自身が感じている美味しさ。これは分かりますよね。

 

そして、次の文章が興味深い。なるほど、と膝を打ちたくなる。

 

・食欲には二通りある。「頭だけが食べたがるもの」と、「体が食べたがるもの」だ。この二つの食欲の違いを、「欲望」と「欲求」と名づけた。味わってみたいという「欲望」。○○が必要だという「欲求」。

頭が食べたがるものと体が食べたがるもの。この二つがあるということを認識している人がどれだけいるかどうか。

食べるもの不自由しない環境において、普通の生活をしていると、どうしても「頭が食べたがるもの」を食べてしまう。メディアで宣伝される商品や、SNSで話題の商品。お腹がすいているから「食べたい」というよりも、気になる食品を味わってみたいという「欲望」に流される。

欲望ではなく「欲求」に従うには、身体が求めることに気づくこと。風邪といった体調不良は、その気づきを得られる大きなチャンス。

自ら仕掛けるとすれば「ファスティング」をする。「断食」です。

 

身体全体が「おいしい」と感じられる食べ物をじっくりと味わって食べる。この機会を活用することによって、おのずと不健康な食品を大量に摂取してしまうという悪癖から距離を置くことができるのです。

 

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