もっとロシアのことを知りたくなった
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
異国の地でのロシア人ご家族との交流。
共に過ごしたのはたったの1時間足らず。さらには、深い会話を交わしたわけではありません。でも、なにか心が通じ合ったような気がする。おたがいを少し理解できた気がする。理解は言い過ぎとしても、なにか感じるものはあった。心の中に温かみを感じた。
この体験を通して、
「ロシアの人は明るいんだな~。根は陽気なんだな~」
と感じたと同時に、
「少し楽天的過ぎて、あまり思慮しないのかな~」
とも思ってしまったのは、司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』で感じた「ロシアの詰めの甘さ」が頭に残っていたからだと思います。
良くも悪くも「先入観」に影響されてしまう。そのことを改めて感じます。。。
ロシアの歴史を振り返ると、そう思うことは日露戦争以外にもありました。
その最たる例は、ソビエト連邦の崩壊。何十年も続いた東西冷戦を引っ張てきた大国が、あんなかたちで終わりを迎えるとは、という驚きを感じたことを覚えています。
(実際には自分の都合のいい解釈をしているだけですね。。。)
そして、今回のウクライナ侵攻。
まさかこんなに戦争状態が長引くとは思っていませんでした。かつて東側の盟主であった頃のパワーはないものの、大国としての存在感を保ち続けていたロシア。さらには、プーチンという存在。独裁者として長きに渡りロシアを率いてきた強さ、カリスマ性。
そんなロシアが、こんなに弱かったとは。
こんな体たらくなのに何で侵攻に踏み切ったのか?
そこには、詰めの甘さがあるのではないか? 楽観的が過ぎるところがあるのではないか? というのがまっさきに感じた印象なのです。
これは勝手な偏見です。限られた知識と経験ですので、身勝手ですよね。
もっとロシアのことを知りたくなりました。ロシアを訪れて、ある程度の期間過ごしてみたい。そして、ロシアの人たちとの交流を深めたい。そうすることで、今までの思い込みとは異なるロシアを知ることができるかもしれない。そういう期待を抱いています。
ウクライナ侵攻後のロシアはどういう方向に進むのか。世界の中でロシアはどういう扱いをされるのか、日本とロシアの関係はどうなっていくのか。私には分かりません。
開かれたロシアになってほしい、という希望があります。ロシアの人々ともっと交流したい、近づきたい。
今回の侵攻を最後に、新しいロシアと出会いたい。そう思います。