ウオッカの思い出
こんばんは。
昨日までロシア人ご家族との出会いについての話をお伝えしました。
ロシアといえばウォッカ。
ウオッカと言えば思い出すことがあります。
もうだいぶ以前の話になりますが、当時の職場で、ある先輩によく飲みに誘っていただきました。
その先輩は前向きで陽気。彼の口から愚痴などはほとんど聞いたことがない。一緒にお酒を飲んでいると楽しい。
そして遊び慣れている。ふだん私が行くようなことがない空間でその雰囲気を楽しむ、食事を楽しむ、会話を楽しむ。これも嬉しかった。
なんで私を誘ってくれるのかはよく分かりませんでしたが、何度も声をかけていただきました。その後彼が職場を変えた後も、何度も飲みに行きました。私にとって本当にありがたい存在でした。
先輩行きつけの新宿のお寿司屋さんで食事をした後、もう1軒別の場所でお酒を飲むというのが定番パターン。仕事終わりの寿司屋の大将と3人で2軒目に行くことが多かった。この「お店の人と仲がいい」というのにも憧れました。
その日は2軒目を出たのが夜11時頃。ふつうならここでお開きなのですが、その日は違いました。
「もう1軒行くぞ! 友達からお呼びがかかった」と先輩。「彼の飲み仲間と会ってみたい!」という思いもあり、喜んでお付き合いすることに。
その場所がどこだったのか、何というお店だったのかはまったく覚えていません。にぎやかなバーだったことだけは確か。
店内にいた4~5人の友人を見つけると、「おお久しぶり! イェーイ!」とハイタッチを交わす先輩。少し酔っていた私も、ちゅうちょなくハイタッチの輪に加わりましたw
「じゃぁ、まずはショットから行くか」
人数分運ばれてきたショットグラスには透明な液体が注がれています。
「これは何ですか?」
実はそれまでウオッカは未体験。どんな味なのか? という興味がわいてきます。
「よし、それじゃ乾杯。イェーイ!」
との先輩の掛け声に合わせて、みなが一気にウオッカを飲み干す。「遅れまい」と私も一気にその液体を喉に注ぎ込む。
体が熱くなるのを感じます。味わう余裕はありませんでしたw
「うまいだろ~。よし、もう1杯いこう!」
「乾杯、イェーイ!」
2杯目も一気に飲み干します。
「後輩くんいいね~。いける口だね。」
「この場に呼んでいただいてありがとうございます!」
「まだまだいけるな。よし、もう1杯いくか」
「乾杯!イェーイ!」
こんな感じで3杯目まで飲んだことは覚えています。でも、そのあと何杯飲み干したのかは全く覚えていない。
覚えているのは、先輩の「このペースはまずいな。危ないから、お前はそろそろ帰れ」という言葉だけ。
それが何時だったのかは覚えていません。どうやって新宿駅にたどり着いたのかも。
明日に続けます。