基本を徹底する大切さを痛感した対象とは?
こんばんは。
「継続は力なり」は「基本を徹底」することが大前提。
その対象として腕立て伏せについてお話しました。
もう1つ「基本が大切だな~」と痛感させられた対象があります。
それは「ラジオ体操」です。
以前も記事にしています。
ラジオ体操をやらなくてはならない環境に置かれた私は、「テキトーに」やっている大多数派の一人でした。ひょんなことから、真剣にラジオ体操に取り組むことになり、その素晴らしさを実感したのです。
でも「基本」ができていなかった。そのことに気づかされた出来事がありました。。
それはたまたまNHKで放送されている「ラジオ体操」の番組を見たこと。
自宅にTVを持っていない私は、たまたま宿泊先で「ラジオ体操」が放送されているのを目にしました。
あなたもご覧になったことがあると思います。レオタード姿の女性たちがラジオ体操を行っている、あの番組ですね。
私もテレビで「ラジオ体操」が放送されているのは知っていましたし、何度か見たこともあったはず。でも真剣に見たことは一度もなかった。
ラジオ体操は当然知っている。小学校時代の夏休みは毎朝ラジオ体操をしていましたし、体がラジオ体操を覚えているといってもいい。だから、ラジオ体操について改めて見る必要もない。ただ音声のみを聞き流していたんです。
その時は時間に余裕があったのかもしれません。時間を持て余していたのかもしれません。
初めてラジオ体操に「正対する」ことになりました。正対するというのはおおげさですね。「最初から眺める」ことした、というほうが正確です。眺めるというゆるーい感じでした。
でも、すぐに目が釘付けになってしまったのです。
それは「こんなに激しい動きをするのか!」という驚き。
腕の振り幅が大きい。ダイナミックといってもいい。
膝の曲げ方もしっかりとしている。大袈裟にやっていると感じられるほど曲げている。
つま先立ちがなされている。爪先まで緊張感を伴っている。
腕はしっかりと延ばされている。ピンと張って真っ直ぐになっている。指先にまで意識が向けられているのが分かる。
そして、腰の回転。身体を旋回させる時には、腰を「これでもか!」というほどしっかりと回転させている。
何から何までしっかりとなされている。
自分が知っているラジオ体操、やっているラジオ体操とは全く別の体操がそこにあったんです。
「これが本当のラジオ体操なんだ」
私は本当のラジオ体操を知りませんでした。ラジオ体操に真剣に取り組んでいたつもりの私。やり終えた後の心地よい疲労感すら感じていた私。でも、基本ができていなかった。本当のラジオ体操をしてはいなかった。そう気づいたのです。
次の日、私は同じ時間にテレビの前に居ました。お手本を見ながら、ラジオ体操に取り組むために。
ラジオ体操にこんなに真剣に取り組んだのはこれが初めて。そして、こんなにも疲れを感じたのも初めてでしたw
基本を徹底する。この凄さを改めて認識した体験でした。