「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

1%の意地 そして まだ置かれていない場所に椅子を置きにいく

 

こんばんは。

綾小路きみまろさんの『しょせん人生なんて自己申告』の「成功について」の章から心に響く文章をお伝えしています。

 

昨日二つ目にお伝えしたのは次の文章でした。

・下積み時代何をしてうまくいかない時期が何度も。テレビ番組のオーディションを受けてもことごとく受からない。一緒にキャバレーのステージに出ていた芸人はテレビに出てすっかり人気者。

 

この状況は本当につらかったと思います。そういう時期が一度ではなく何度もあった。歳を重ねるたびに、どうしても他人と比較するようになってしまう。妬みや僻みといった感情も体験されたのではないか、と思います。少なくとも私のような一般人には耐えがたい環境ですね…。

 

でも、きみまろさんは、そこでくじけなかった。

・それでも芸人の道をあきらめなかったのは意地。というか意地しか残されていません。

 

この章の冒頭の言葉として「1%の意地」について触れました。

たとえ1%だとしても意地は捨てなかった。これが後の、芸人綾小路きみまろのメジャーデビューにつながった。

 

夢を追う過程では、いくつもの障害、壁が現れる。それを乗り越えるのは容易ではない。くじけそうになる。負けそうになる。諦めそうになる。

そんな時に、最終的に必要となるのが「意地」。

自信も失い、希望も失ったとしたら、残っているものは意地しかない。

でも、この「意地を持ち続ける」というのは簡単ではないと思うのです。「意地」を「執念」と置き換えてもいいかもしれません。執念を持つのには、相当のパワーが必要となる。エネルギーが必要となる。そのエネルギーを長きに渡るつらい状況の中でも持ち続ける。これは容易ではありません。すごいと思います。

 

きみまろさんが、何度も自分に言い聞かせた、というのが次の文章です。

・「大丈夫。今は駄目でも、自分の漫談をわかってくれる人がいつか必ず現れる。人と椅子を奪い合うんじゃない。おれは、まだ置かれていない場所に椅子を置きにいくんだ」 そう、何度も、何度も、何度も、自分に言い聞かせてきました。

 

今日お伝えした文章の中に「一緒にキャバレーのステージに出ていた芸人はテレビに出てすっかり人気者」という件がありましたね。これは「他者との比較」を表しています。

そう感じてしまうのは仕方がない。感情は押さえられませんから。でも、その感情に流されるだけではなかった。自分で自分に何度も何度も「自分は自分」と言い聞かせた、「まだ置かれていない場所に椅子を置きにいくんだ」と前を向いた。

「いつか分かってくれる人が必ず現れる」とは、希望の言葉。希望があると人は前を向いて進むことができる。自分に何度も何度も言い聞かせる。そして、行動を続ける。行動を重ねていく。

 

「自分もこうありたい」と強く感じました。

 

勇気をいただく文章をありがたく感じました。

 

 

 

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