この言葉を自分自身に言い聞かせることができるか
こんばんは。
『しょせん人生なんて自己申告』の「成功について」の章から心に響く文章をお伝えしています。
今日お伝えする文章にも喝を入れられることになりますので、心してお読みくださいw
・いくら頑張っても人から認められないのは辛い。
周囲から認められない。
当然のことながら、私たちは周囲の人たちとの関係の中で生きています。他者との関係のありかたが、私たちの幸せを決定づけるんですよね。結局のところ、人間関係が一番重要。
仕事においても人間関係が一番の肝。転職や退職の一番の理由は「人間関係」ですから。仕事ができたとしても報われるとは限らない。結局は人との関係に依るんですね、現実には。
少し話がそれてしまいました。
綾小路きみまろさんの人生の中でこの文章を見てみましょう。
いくら頑張っても、いくら努力を続けても、周囲から認められない。この「いくら」の期間が本当に長かったんです、きみまろさんの場合には。繰り返しますがメジャーデビューされたのが52歳。
いくら頑張っても周囲から認められない時期が続く。自分が報われない状況にある一方で、一緒にキャバレーのステージに出ていた芸人はテレビで人気者になっていたりする。これはつらい。
「こんなに頑張っているのに、なぜ俺は認められないんだ」という想いを何度も嚙み締められたのだと思います。
でも、つらさに打ちひしがれているだけではないのです、きみまろさんは。
この文に続く次の一文は、きみまろさんの強さを物語っています。
・しかし成功の鉄則は「要求する前に努力せよ」
自分に対して「要求する前に努力せよ」という言葉を言えるかどうか。その成否が、その人の強さを表すのではないでしょうか。
「努力は大切だ」
「努力は必要だ」
と頭で分かっていても、心が、身体が動くとは限らない。
順調なときは「努力」も苦にならないかもしれない。不調の時でも「希望」を感じることができれば「努力」はできるかもしれません。
でも逆境の時に、自分に鞭を打つことができるかどうか。自分に「要求する前に努力せよ」と言えるかどうか。
これができるかどうかで、成功をつかめるかどうかが決まる。
「要求する前に努力せよ」
あなたは、この言葉を自分自身に言い聞かせることができますか?
くじけそうになった時には、綾小路きみまろさんのことを思い出せばいい。
この言葉通りに実践し成功をつかんだ人がいる。このことが希望を与えてくれる。
「努力を続けることで、いつか成功できる」と自分を説得することができる。
そう思います。