運と縁は「人」が運んでくる
こんばんは。
本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
綾小路きみまろさんの『しょせん人生なんて自己申告』から心に響く言葉をお伝えしています。
今日からは「出会いについて」の章。
これまでお伝えした文章の中で「運」と「縁」の大切さについて何度も触れてきました。
運と縁は「人」が運んでくるもの。人との「出会い」によって私たちの人生は大きく変わる。
このことを実感されている方も多いと思います。自身の人生を振り返ってもそう思います。転機は必ず人が運んできてくれた。そう実感しています。
綾小路きみまろさんはまさにこのことを体感された人生を送られてきました。
そんなきみまろさんの「出会いについて」の文章をお伝えしていきます。
・運命は出会いによって大きく変わります。昨日のあの人や、今日これから出会う人が、あなたの人生をまるっきり変えてしまうかもしれません。
・新聞配達をしていた病院で患者さんと親しく話すように。その一人がエンパイアの営業部長。それがキャバレーでボーイとして働くようになったきっかけ。
キャバレーでボーイとして働くことになった。これが芸人綾小路きみまろさんのスタートであったことについては以前触れましたね。
なぜ新聞配達のバイトがキャバレーのボーイに結びついたのか?
そう感じていた方もいると思いますが、ここでその経緯が示されました。こういうことだったのですね。
でも、ただ新聞を配達しているだけではこの縁はなかったと思うんです。
「患者さんと親しく話す」という能動的な行動があったからこその縁。ここは重要なポイントでしょう。「その一人」と書かれているように、何人もの患者さんと親しく話していた。その中の一つの縁が、キャバレーで働くことにつながった。
積極的な行動が「出会い」をもたらす。「運」と「縁」をも引き寄せる。
「出会い」が勝手にやってきてくれるわけではないんですよね。何もしていないのに「出会いがないよな~」なんて言っているのは愚の骨頂というもの。自分から動くことで、人生が回転していく。
この著作を読んでいて、自分に喝を入れられたように感じました。
自分は弱気になっていないか?
積極性が欠けていないか?
待ちの姿勢になっていないか?
と。
著作の文章に戻りましょう。
まさか、新聞配達先の病院にキャバレーの営業部長がいるなんて思わないですよね。当然狙ったわけではない。たまたまなんです。
でおも、この「出会い」が綾小路きみまろという一人の芸人誕生につながった。改めて、人生とは面白いですよね。
でも、この出会いだけで、芸人として成功できるかというと、そんな簡単な話ではありません。
中には一つの出会いから一気に成功者の地位を獲得してしまう、そんな人もいるかもしれません。
でも、綾小路きみまろさんはそうではなかった。これから訪れるいくつもの「出会い」を重ねることがなければ、芸人としての地位を確立することはなかったんです。
明日に続けます。