私には到底できません…
こんばんは。
綾小路きみまろさんの『しょせん人生なんて自己申告』。
昨日から「再会について」の章をお伝えしています。
昨日ご紹介した文書を改めて。
・「自分のことなんて、誰も気にしてやいない」 そう思っても、どこかで必ず、誰かが見てくれています。
・たけしさんの言葉「よくぞ這い上がった。同じ世代を生きた男として、あなたを誇りに思います。」
憧れのたけしさんからの、この言葉。きみまろさんはしびれたでしょうね。
今日お伝えする文章はこちらです。
・腐らずに40代で自作のテープを配り歩いたのも、ずっと第一線で活躍するたけしさんへの強い憧れがあった。
40代はよく「脂ののった時期」と言われることがあります。特にビジネス、サラリーマンの世界ではそうでしょうかね。
気力・体力もまだまだ充実しており、そこに経験が加わってくる。一番活躍できる時期ということでしょう。
きみまろさんとたけしさんは同世代。
たけしさんはずっと第一線で活躍されていますが、40代は特に輝きを見せていた時代かもしれません。一方で、きみまろさんは同じ40代をまったく違う境遇で過ごしていた。高速道路のサービスエリアで、自作のテープを配り歩く日々。
40代になっての「一からのスタート」といってもいい。これは本当にすごいと思うんです。あなたはできますか? 私には到底できません。
きみまろさんが腐らなかったのが、たけしさんへの憧れの念だったのです。こういう存在がいると人は強くなれるんです。
52歳になってメジャーデビュー。
そして、憧れのたけしさんからの次の言葉。
「よくぞ這い上がった。同じ世代を生きた男として、あなたを誇りに思います。」
たけしさんから「あなたを誇りに思う」と言われる。きみまろさんもこんな言葉は想像していなかったと思います。
この時の感動は、きみまろさん当人でないと分からないでしょうね~。
だからこそ、きみまろさんのこの文章に重みがあるのです。
「自分のことなんて、誰も気にしてやいない」 そう思っても、どこかで必ず、誰かが見てくれています。
まさか、たけしさんがきみまろさんのことを見てくれているとは、本人も思っていなかったでしょう。
つらい境遇においても、自分の夢を追いかける。
腐ってしまってもしようがない状況においても、前に進むことができたのは強い憧れの存在があるから。
その存在に強く憧れて、自分の夢をつかむ。
そして、憧れの存在と会う機会に導かれる。
さらに、その人から「あなたを誇りに思う」との言葉をもらう。
こういう人生を歩みたい。そう思いませんか?