「行動と見識」KOUSHIのブログ

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嫉妬する人と自分を違うカテゴリーに入れる

 

こんばんは。

嫉妬が生まれる二つの原因に関して、楠木建さんのお考えをご紹介してきました。

人と比較すること

自分自身の有能感

 

一昨日のブログにて書いた下記の文章を覚えていらっしゃいますでしょうか。

 

比較の対象が自分の関心や考慮に入っている時に嫉妬を感じる。「なんでアイツが俺より」「なんでアイツばかりいい思いを」といった感情は、遠くの世界の人、自分と異なる世界の住人には感じないのです。

ここに嫉妬とうまく付き合うヒントが隠されていると感じませんか?

 

あなたは、嫉妬の性質、つまり比較の対象が自分の関心や考慮に入っているときに嫉妬を感じるという性質から、何かヒントを感じられましたでしょうか?

 

ここから導き出される、「嫉妬への対処法」について、楠木建さんは、本書『好きなようにしてください たった一つの「仕事」の原則』(ダイヤモンド社 2016年)の他の部分で書かれています。

今日はその方法について触れたいと思います。

それは

「嫉妬する人と自分を違うカテゴリーに入れる」

です。

これは、会社で周囲から嫉妬されている相談者の悩みへのアドバイスとして書かれています。あくまで、嫉妬される(という、ある意味恵まれた)立場にいる方へのアドバイスです。

嫉妬する側よりは、嫉妬される側のほうがよほどましのような気がしますが、あなたはどう感じますか? あまり嫉妬される側になったことがないから、そう思うのかもしれませんねw 

でも、嫉妬される側が感じている悩みとその対処法を知るのは、(残念ながら)嫉妬されることはなく、嫉妬することしかできない立場の人にとっても役に立つことはある。相手の立場に立ってモノを視ることで、視点が変わり視野が広がる。そうすることで、行動が変わる。こういう流れはあるものですから。

 

「嫉妬する人と自分を違うカテゴリーに入れる」

 

つまりは、

カテゴリーが異なれば比較対象にならない→よって嫉妬されない

ということですね。

 

この相談者の方は、大企業で「最速で出世」している40代の男性。一つの企業の中での「出世」というのは、比較しやすい対象の最たるものです。特に大企業はそれなりに優秀な学力を持った人が多い。つまり、自分自身で「俺はデキる」と思っている人が多いということ。こうなると嫉妬の対象になってしまうのは必然かもしれません。

 

「嫉妬する人と自分を違うカテゴリーに入れる」

とは具体的にどういうことなのか。そこで出てくる例えがまた秀逸で面白いんです。

 

明日に続けます。

 

 

 

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