「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

日本の社会、日本の会社は「嫉妬」を生みやすい

 

こんばんは。

 

・大切なのは「自分がよければそれでいい」と思うこと。

他人への嫉妬心を遠ざける、軽減するための方法。これを実践するためには、実際にこういう心持ちで生きている人と触れ合う、そして体感するのが一番です。

あなたの周囲にも、そんな人がいるはずです。例えば、経済的に恵まれているわけではなく、社会的なステータスもそれほど高くないけれど「穏やかそうに生きている」人、「活き活きと生きている」人。「余裕が感じられる」人。つまりは「自分の人生を生きている」人たち。

 

こういう人たちに共通しているのは「他人と張り合わない」「他人を気にしない」という考え方。

私たちは他人との関係の中で生きています。そして、あるグループの中で生きている。家族や親族、地域やコミュニティ、クラスや部活動、会社といった組織。複数のグループに属し、その中で生きている。

ここでは会社を考えてみましょう。嫉妬が最も生まれやすい環境ですから。

 

「他人と張り合わない」という心持ちでいられるかどうかは、人それぞれ。

両親や身近な人が「自分の人生を生きている」人たちで、子供のころからそう育てられたのなら幸せですね。他人と張り合ったり、比較したりする程度が、そもそも低い。そういう人格が備わっているので、大人になってからも「自分が良ければそれでいい」と思えるようになっている。そもそもこういう人はあまり会社勤めをしないかもしれません。自営業をしている家庭で育った人たちの方が、「他人と下手に張り合う」ことがない傾向があるような気がします。あくまで私感ですが。

会社という組織に属していると、それも一つの会社に新卒からずっと勤めていると、どうしても同期や後輩と比較せざるをえない、そんな環境に身を置くことになります。嫉妬や妬み、さらには恨みという感情が渦巻いている最たるものが「日本の会社」といってもいいでしょう。

 

「日本の」とわざわざ書いたのは、海外では必ずしもそうではないから。といっても全世界のことを知っているわけではないので、ある時期に長く旅をしたヨーロッパで感じたことをお伝えしましょう。

ご存知の方はいらっしゃると思いますが、ヨーロッパは長きにわたり階級社会でした。今はだんだん薄れていますが、まだまだその構造は残っています。仕事という側面で考えると、出自や家柄、そして学歴によって、その人がつける職業や地位が決まってくる、という側面があります。日本もそういう面はありますが、ヨーロッパのほうがより際立っている。

日本の場合は、多くの人が新卒で一斉に入社するので、その後の「出世の機会」という点ではある意味「平等」と言えますよね。でも、ヨーロッパの場合はそうではない。会社勤めを始める歳も幅広いですし、転職がふつうのことなので、横並び意識が低い。そして、学歴によってどこまで出世できるかがあらかじめ決まっていることが多い。どんなに優秀だとしてもその上のクラスにはいけない仕組みになっている、ともいえます。

 

明日に続けます。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村