「他人を気にしない」は「自分の人生を生きる」こと
こんばんは。
大切なのは「自分がよければそれでいい」と思うこと。
嫉妬をしないための心得。
意識的かどうかはともかく、これを実践している人はいます。昨日は、私の身近な二人の例をご紹介しましたが、あなたの周囲にもそういう人はいるはずです。
そういう人たちでも、必ずしも他人との人間関係すべてが良好というわけではありません。日々の生活の中では、どうしても嫌な人と関わりを持たざるを得ない。これはほぼすべての人に共通するのです、特に「日本の会社」という空間においては。
同じ状況のなかで、客観的には同じような人間関係のいざこざや衝突はある。それをどう受け止めるか、つまり主観的な捉え方が異なるだけ。
他人のことを羨まない、他人と張り合わない、他人のことを妬まない。
「自分がよければそれでいい」という心持ちでいられると、嫌な人の言動を受け流したり、いなしたりすることができる。結果として、無駄なストレスを感じなくて済む、だから「穏やか」で「余裕」があって「幸せ」そうに見える。
傍からそう見えるだけではなく、その人は実際に「穏やかな」心の状態を保っているんです。
「他人を気にしない」人は「自分の人生を生きている」とも言えますね。
趣味であったり、ライフワークであったり、何かしらの「生きがい」を持っている。それらを楽しむことを主軸に据えているので、それ以外の部分で他人がどうであろうと気にしない。気になったとしてもスルーしたり、その場をなんとかやり過ごすことができる。他人のことを考えるだけ時間の無駄で、もったいない。
他人なんてどうでもいい。自分が楽しければいいんだ、という心持ちを保つことが、「幸せ」を感じる時間をより多く持つ秘訣でしょう。
「自分がよければそれでいい」という文章だけ見ると、自分勝手で薄情な印象を感じるかもしれません。
勘違いしていけないのは、これは「他者との比較」という観点において書かれている文章であって、人間関係のすべてにおいて適用されるべきではない、ということ。
実際に「他人と張り合わない」「他人を気にしない」ことに長けている人ほど、困っている友人や知人への心遣いが優れている。他人に対して優しく接することができる。そう感じます。結果として、周囲から慕われる存在にもなるんです。
自分の人生を生きて、かつ他人を助けたり喜ばせたりできる、という好循環。
「じぶんがよければそれでいい」
このことを心掛けて生きていきたいと思います。
あなたはどう思われますか?