この人は人生マスターだな~
こんばんは。
・大切なのは「自分がよければそれでいい」と思うこと。
他人への嫉妬心を遠ざける、軽減するための方法のひとつ。
水曜日の記事に次のように書きました。
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これを実践するためには、実際にこういう心持ちで生きている人と触れ合う、そして体感するのが一番です。
あなたの周囲にも、そんな人がいるはずです。例えば、経済的に恵まれているわけではなく、社会的なステータスもそれほど高くないけれど「穏やかそうに生きている」人、「活き活きと生きている」人。「余裕が感じられる」人。つまりは「自分の人生を生きている」人たち。
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あなたの周囲にはどんな人がいますか?
私の場合で言うと「この人は人生マスターだな~」と思える人が何人かいます。「自分がよければそれでいい」という考え方が根付いており、かつ、いや根づいているからこそ「自分の人生を楽しんでいるんだな~」と心底感じる人たちです。
まず一人目は、小中の9年間一を緒に過ごした幼馴染ともいえる友人。高校以降もたまに会っていて、おっさんになっても関係が途切れていない、私にとっては貴重な存在です。
彼は学生の頃から「自分は自分。他人のことは気にしない」という考え方が際立っていました。それは社会に出てからも変わっていないようで、「わが人生を楽しむ」生き方を貫いている。会うのは数か月とか1年に一回程度ですが、彼が愚痴を言ったことは聞いたことがない。勤めている会社の経営状態が悪くて、社内の人間関係もギスギスしていたとしても「まあ、あんまり気にしてもしょうがないよ。」といった感じ。「楽しく生きればいいんだよ」という言葉の通り、会社以外の時間で自分の好きなことを楽しんでいる。カメラ、革製品づくり、そして最近ではキャンプといったように、その時々で自分が好きな対象に夢中になって生きている。
もう一人は、ある時期同じ職場で働いていた人。彼と私は別の部署でしたが、一緒に仕事をする機会が頻繁にありました。
私よりも年上に思えるのですが物腰柔らかく丁寧な言葉遣い。ひょんなことから、彼の行きつけの飲み屋に行くことになりました。それはいわゆるスナックでした。。
「ここには毎週土日に来てるんだよね。もう14~15年になるかな~。」
「15年も! そんなに長く通っているんですか! しかも毎週来ているんですか!」と驚く私に彼は話を続けます。
「ここで働いている女の子は3~4年程度で辞めていくんだけど、今でも連絡を取ったりしている。たまに食事に行ったりも。だいたい20人くらいとは不定期に連絡をしているかな」
「こんな生き方があるのか~」とさらに驚く私。
彼は管理職ではなく平社員でしたし、それほど高収入というわけではありません。(でも、奥さんにはここ十何年給料が上がっていないと言っているようですがw)
「偉くなりたくないんだよね。今のままでいいよ」という彼ですが、仕事を中途半端にやっているわけではありません。しかも多くの人と折衝をしなくてはならず、それなりにストレスを抱えそうなポジションだったんです。
「いや、確かに嫌な奴はいるよ。でも、自分は大人だからね。」
「会社での人間関係は気にしない。毎週末ここでお店の子やママ、常連のお客さんと話すのが生きがいなんだよね」
あらためて、「こんな生き方があるんだ~」と感心するとともに、「この人は人生マスターだな~」といわば憧れの念さえ抱きましたw
長くなってしまいました…。
明日に続けます。