「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

「好き嫌い」の問題を「良し悪し」にすり替える人

 

こんばんは。

 

楠木建さんが定義する「幼児性」の一つ目についてお話してきました。

 

今日は、二つ目をご紹介したいと思います。

本来は個々人の「好き嫌い」の問題を手前勝手に「良し悪し」にすり替えてわあわあ言う。これが幼児性の二つ目です。

この文章を読んで、「その通りだよな~」と思わず膝を打ちました。

あなたはどう感じましたか?

幼児性の一つ目として「すべてが自分の思い通りになる前提で生きている」について触れましたね。このことと密接に絡んでいます。そういう前提で生きているからこそ生じる考え方とも言えます。

すべてが自分の思い通りになる世界観の中では、自分の「好き」が「良し」、「嫌い」が「悪し」となるのは必然。

もっと正確に言えば、そこに区別はない。「好き」=「良い」、「嫌い」=「悪い」。別にすり替えるわけではなく、そういうもんなんですよね、子どもにとっては。

 

これが子どもだったら許せるんですが、大の大人にこう出られてしまうと、周囲の人は本当に迷惑を被るのですよね~。

百歩譲って、そういう大人がいても我慢できます。自分がその人と関わらなければいいだけですから。でも、そういう人と関わらざるを得ないと本当につらいですよね。そういう人に限って「わあわあ言う」んですw

「手前勝手に」という表現も面白い、というか、この言葉はこうやって使うんだな~と勉強になりました。「手前勝手」と「すり替える」は相性抜群の組合せですね~。

 

話が逸れてしまいました。

 

自分の「好き嫌い」で物事を考える人、それを「良し悪し」にすり替えて強制してくる人。そういう人が身近にいると本当に苦労すると思います。

 

人間関係の悩みが生じる環境の中で、いつも上位にあがるのが「上司との関係」です。

この質問者は「上司」にあたる人ですが、彼の悩みの種である「部下」の方のほうが大変だと思います。本来であれば「部下」の方がお悩み相談をしてもいいと思いますw

 

上司との関係に悩みを抱えている友人の話を聞くことがあるのですが、本当に気の毒に感じます。

会社においては、上司は絶対です。どうしても上司の言うことを聞かないといけない。そうしないと会社という組織の中で生きていけませんから。そんな上司が「子ども」だったら大変です。

私の友人の上司は、まさに「好き嫌い」を「良し悪し」にすり替えて強要してくる感じですね。もっというと、「すり替える」という小賢しい方法を使っているという意識はなく、自分の「好きなこと」が「良いこと」、「嫌いないこと」が「悪いこと」だという価値観で生きているような感すらします。

その上司の方に実際にあったことがないので、あくまで友人の語るところからの想像なのですが。でも、そういう人はけっこう存在するので、想像するのも難しくはありませんw

 

「子どもの心のまま大人になった」というと、何か肯定的な印象を感じますが、そうとは限らないのですよね…。

 

その友人は、一方的に上司の「好き嫌い」により、評価を落とされて、減給されたようです。本当に気の毒です…。

 

 

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