目的が一致する二つの習慣はセットにしてみよう
こんばんは。
悪い習慣から解放され、良い習慣を増やしていく4ステップ。
1. 自身が思う「自分の習慣」を書き出す
2. 周囲が思う「自分の習慣」をヒアリングし書き出す
3. 止めたい習慣をデイリータスクにリストアップし、日々チェックする
4. 手に入れいたい習慣をデイリータスクにリストアップし、日々チェックする
行動のステップである3と4の留意点は、
・あなたが「やめる/やる」と決心した悪/良習慣を、手帳やノート、エクセルに記載する。
・毎朝、手帳やエクセルに記載した、その悪/良習慣見る。
・帰宅後にその行動結果を記録する。うまくいったら「○」を、うまくいかなかったら「×」を書き込んでいく。
そして、
・一度に多くの項目に取り組まない
でしたね。
でも、三つ目のステップからなかなか先に行けない。ここで多くの人が躓いてしまうかもしれません。
悪習慣を手放すのは簡単ではありません。一つの悪習慣の駆逐だけでも、かなりの時間と労力を要する。もし、それが数多くあったら、時間がいくらあっても足りません。
ここで一つの施策をお伝えしたいと思います。
これは、ポイントの一つとして挙げた「一度に多くの項目に取り組まない」の解釈を誤らない、ということでもあります。
このポイントが重要なことは変わりません。一度に数多くの習慣に取り組むとすべてに失敗する可能性が格段に高くなる。このことは間違いありません。
でも、「やめる」と「始める」こと得られる利益、つまりは、その目的が一致している二つの習慣がある場合には、それをセットで行うことは問題ありません。むしろ、セットで行った方がその実現が容易になりやすい、そういう側面があります。
具体的に見てみましょう。
あなたが「やめたい」悪習慣が、「お酒のお供として、スナック菓子を食べない」だとします。
そして、あなたが「身につけたい」良習慣が、「毎晩野菜を食べる」だとします。
ちなみに、これらは私自身の話です…。
これら2つに共通する目的は「健康的な食生活」となります。もっと言うと「スナック菓子を食べないことでお酒の量を減らす」というのが本来の望みなのですが、「健康的な食生活」という大目的は変わりません。
この2つをセットにして「スナック菓子の代わりに毎晩野菜を食べる」というゴールを設定できますよね。この組合せは自然ですし、各々に取り組むよりも、実現性が高まるのも自明でしょう。一つのゴール設定で二つの成果を手に入れることができる。私の好きな「一石二鳥」を叶えてくれる方法でもあります。
もう少し深堀りしていきましょう。
明日に続けます。