「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

「Yes-×××」ではなく「Yes-○○○」

 

こんばんは。

「say yes」を生活に取り入れる。

『improv』の著者であるPatriciaさんは、個人的な体験から、「誰かからお願いをされたら常にyesといって、助けてあげる」と誓いました。それが習慣化されることで、人生が開かれていったのです。

 

続く文章を見てみましょう。

Saying yes (and following through with support) prevents you from committing a cardinal sin – blocking. Blocking comes in many forms; it is a way of trying to control the situation instead of accepting it.

さらに、

Saying no is the most common way we attempt to control the future.

Noと言うのは、何かをコントロールしようとする意図から生じている。

でも、そうすることで他人をブロックするだけでなく、自分をも、そして自分の未来をもブロックしている。このことに気づいている人がどれだけいるでしょうか。多くの人にとって、こう対応することが習慣として根付いてしまっているので、自分がそうしていることにすら気づかない、とPatriciaさんは指摘します。

 

では、「No」ではなく、「Yes」と受けた後に「but」を続けたらどうなのでしょうか?

実際にはButの後に続くことが本心なんですよね。結局はyesとは言っていないのと同じこと。

 

Try substituting “yes and” for “yes but” – this will get the ball rolling.

「yes but」を「yes and」に変えてみよう、とPatriciaさんは提案します。

 

The spirit of improvising is embodied in the notion of “yes and.”

The rule of “yes and” can be used in relationship.

 

「yes and」は人間関係にも有効に働きます。「にも」と言いましたが、私たちにとって「人間関係」は最も幸福感に影響を与える要素ですから、人間関係にこそ活用すべき、というほうが正確でしょうか。

 

ここでPatriciaさんからの「try this」を紹介します。

Try this

Support someone else’s dreams. Pick a person (your spouse, child, boss), and for a week, agree with all of her ideas. Find something right about everything he says or does. Look for every opportunity to offer support. Consider her convenience and time preference ahead of your own. Give him the spotlight. Notice the result.

トライアルの期間は1週間。パートナーでも、自分の子供でも、職場の上司でも構いません。その人のいうことすべてにyesと言ってみる。

実際には100%同意できるようは発言は得られないでしょう。でも、少しは同意できる部分もあるはず。何か正しい部分を探して同意する。「yes」と受け入れて「and」で前向きな方向に物事を向かわせる。

さらに、その1週間は、その人の都合や好みを最優先させる。その人にスポットライトをあてるつもりで。

 

いかがでしょうか。試してみませんか?

と言っておきながこういうのもあれですが、現実問題として、1週間は長いですよね~。

だから、対象選びは重要になってきます。その対象は「愛する人」のほうがいいでしょう。そうすれば、何とか続けられるのではないでしょうか? 

逆に、嫌いな上司を対象にしてしまうと難しいかもしれません。1週間どころか、1日も、いや半日も持たないかもしれませんw 

この「try this」を嫌いな人・苦手な人に対して実践することで、その人との関係が改善する可能性は高まるでしょう。でも、上級編として、「say yes」にある程度慣れてから取り組んだ方がいいかもしれませんね。

 

「どんな人に対してでも、1週間というのは少し長すぎるよ」

という声も聞こえてきそうです。

 

もっと短く、現実的で、かつ「気づきを得られる」方法があります。

明日に続けます。

 

 

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