これができれば、なんとか生きていける
こんばんは。
「自分でできること」を増やしていくと幸せになれる。
例えば、PC、家電や家財道具などを修理に出したり、買い替えたりせずに、自分で直すことができたら、出費を削減することができますよね。
「自分には無理」と決めつけないで、とりあえずは自分で何とかすることを試みてみる。もしかしたら、思いのほか簡単にできる、ということに気づくかもしれません。
そうしたらしめたもの。この先に起こり得る問題に対しても自分でやれる範囲が増えていく。その度に出費を抑えることができる。いわば一生使える術を身につけたともいえるでしょう。(大袈裟ですかね…)
そんな対象の最たるものとは何か?
それは
料理
ではないでしょうか?
料理に限らず、家事全般に言えることかもしれません。その中でも「料理」は自分でできた方がいい、最たるもの。そう強く感じています。
実は、これは行きつけの小料理屋のおかみさんからさんざん言われたことなんです。
「料理はできた方がいいよ」
「料理はやりなさい」
と何度も。
これだけが理由ではないのですが、まったく料理をしたことがなかったのに、いつしか料理をすることになった。
そうしたらお金の面でも心の面でも充実度が増していったんです。
今は時代が変わってきたので、そういう人は減ってきているかもしれませんが、料理をしない人、できない人はいらっしゃると思います。
家のことは奥さんにまかせっきりのお父さん、両親と暮らしている人、いつも外食で済ませている一人暮らしの人。
こんな人たちは料理をしないし、料理ができないかもしれません。
でも、一生そのままでいいのか?
そう考えるとリスクの大きさがわかってきます。
小料理屋のおかみが「料理ができるようになりなさい」といい続けた理由は、
「料理ができれば、なんとか生きていける」
ということでした。
誰かと一緒に暮らしていて自分で料理をする必要がない。もしくは、外食をし続けてもお金に苦労するわけではない。今はそうかもしれません。
でも、人生何が起こるか分かりません。
離婚や死別で一人になるかもしれません。失業してしまうかもしれません。
そんな状況になった時に、自炊することができれば、生活コストを下げることができる。持っているお金が少なくてもなんとか暮らすことはできる。貯金の減り具合を和らげることができる。
そして、誰にもやってくる可能性が高いのが老後の一人暮らし。年金暮らしでは、毎食お弁当屋や外食という「贅沢」はできないかもしれません。
だからこそ、おかみは「料理をしなさい」と私に言い続けたのです。
あなたは料理をしていますか? 料理ができますか?
めんどうくさいかもしれませんが、とりあえずやってみましょう。
そうしたら、思いのほか楽しい、という気づきがあるかもしれません。過去の私のように。
そうしたらしめたものです。あなたは、何とか生きていけるスキルを手に入れたのですから。