あいつは「不意に」答えを持ってきてくれる
こんばんは。
「潜在意識を徹底的に活用する」ために「つねにメモ帳・ふせんを携帯する」。
常に携帯する。肌身離さず持ち続ける。カバンの中に入れておくとか、机の上に置いておくでは不十分です。どこに行くときも常に持っていく、一緒にいる。
なぜなら潜在意識は不意に「答え」を持ってきてくれるから。机の前に座って小難しく考えてる時よりも、気を緩めたときに、リラックスしているときに、無心でいるときに、「答え」が浮かび上がってくる。その答えをすぐにメモする。イメージが鮮やかであるうちに、ニュアンスを忘れないうちに、メッセージ自体を忘れてしまわないうちに、その場ですぐに書き記す。これが必要だからです。
「後でメモしよう」では時すでに遅し。何となくは覚えていても肝心の部分を思い出せなかったり、そんな答えがあったことも忘れてしまったり、せっかくのプレゼントをもらい損ねてしまうんです。
特に「ふせん」がおススメです。ポストイットといった方が分かりやすいですかね。ちなみにポストイットは3Mの商品名なので、一般的には「ふせん」と呼びますね。
ご存知の通り、ふせんの最大の特徴・長所は「手帳やノート、他の紙に貼り付けられる」ということですよね。
例えば、ウォーキングの途中で潜在意識が「答え」をもたらしてくれたとします。あなたは、即座にそのプレゼントをふせんに書き込みます。
ウォーキングを終えたあなたは、そのふせんを、その答えを、その答えの問いや、その問いに対する別の答えが記録されているノートにそのまま貼り付けることができます。そのノートには、プレゼントをもらうたびにふせんを貼り付けていく。そのアイデアの数々を比較したり、並べたり、体系化したり、自由自在に料理することができるんです。
問いが、課題が、試練が大きければ大きいほど、それに対する答えはより多岐にわたるようになる。一つのひらめきだけで解決できない課題でも、複数のアイデア組合わせると、筋道が見えてくる。光明を見い出すのを容易にしてくれるのが、ふせんの機動性なんです。
メモ帳に書いた答えを転記することはできますが、一度書いてしまうとそのポジションが固まってしまう。
「このアイデアはここに書くのではなく、あの解決法と組み合わせた方が良かったかも」と思い直したとしても、「書き直すのが面倒くさい」という理由だけでそれを怠ってしまう。せっかくの「絶妙な組合せ」を発見できるチャンスを自ら逃してしまう。そんなことになったら悔やんでも悔やみきれません。
どうですか? ふせんを持ち歩いてみたくなりましたか?
ふせんは本当に奥が深い。今挙げたような使い方だけにとどまりません。ふせんを使いこなすと人生が変わる。このことを教えてくれたのがこの本。
これはおススメです。もっとふせんが好きになること間違いありません。
そして、こちらが図解版。実際にどう使うかが分かりやすく説明されています。こちらもお勧めです。