多少「ムリ目」が「余裕」をもたらす
こんばんは。
連休の過ごし方を後悔しない3つのコツの2番目
②連休初日は「時間を無駄にしない」ことを厳守する
この達成を容易にするステップとして
・いつもと同じ時間に起床する
・難易度が低いタスクから取り掛かること
・できるかぎり休まない
を挙げました。
これらは、連休初日の朝からスタートダッシュするためにおさえておきたいポイント。
その目的は「良いリズム」を作ること。いい流れをつくりだし、その流れに乗る。すると、次のアクションへの弾みとなる。この好循環が生み出されると、次々とタスクをこなしていくことができます。
特に最後の「できるかぎり休まない」を見逃してはいけません。リズムが生まれてきて調子が出てきたら、あえて休まなくてもいい。
「1時間経ったから休もうか」と律義に考えなくてもいい。まだまだやれるのであれば、どんどん続けていいんです。
山積みになっていた「やるべきこと・やらなければならないこと」を一つ消す。実際に取り消し線を引いていくのが効果的。頭の中で「完了!」と思うことに加え、物理的に線を引いて消すことで、すっきり感が倍増します。
次のタスクをクリアしたらその上に線を引く。さらに、その次のタスクにも取り掛かる。
こうやって、どんどんとタスクが消えていくのを目の当たりにすると、実際に紙の上に書かれた「やるべきこと・やらなければならないこと」が消されていくと、どんどん気分が良くなっていきます。
「おー!こんなにもタスクをクリアしたぞ!」という充実感が、さらなるやる気につながる。好循環に乗って行けるのですね。
できれば、初日はこの流れに一日中乗った方がいい。
とはいえ、丸一日集中力を維持するのは難しいのも事実。できるところまでやったら、その後はゆっくりとした時間を過ごしてもいいでしょう。できるところまで、というのは多少ムリ目に設定してくださいね。自分に少し負荷をかけて「もうできないぞ」というレベルまで頑張ってみる。
「こんなにもタスクをクリアしたんだ」という事実が、心に安らぎを与えてくれます。心に「ゆとり」が生まれるんですね。
この「心のゆとり」が、残りの休日を快適に過ごす原動力になります。連休はある意味長丁場ですから、途中で中弛みも出てきてしまいます。初日の貯金があれば、そんな状況でも焦らずに済みます。平穏な気持ちでいられます。
また、「心のゆとり」は、他人への親切心も生み出してくれる。自分に余裕があって初めて、他者を気遣うことができるのです。連休中に「大切な人を気遣う」という、かけがえのない行動をとることにもつながります。
逆に初日につまづいて、自分に余裕がなくなってしまうと、他者を気遣う余裕もない。大切な人と過ごす時間を満喫できないことにもつながります。
明日に続けます。