「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

英語のレベルにはこだわらなくてもいい?

 

こんばんは。

 

英書を読む習慣を身につける。

ただ単に1回通しで読むのではなく、何度も繰り返し読む。

さらには、日本語版も読む。音声がある場合には、何度も繰り返し聞く。

そうすることによって、その作品からの学びを貪欲に吸収し、体に覚えこませることができます。

 

英書生活入門者の方にとっては、最初からあまり難しい英書に取り組まないほうがいい。

その「難しい英書」の例として、Nassim Nicholas Talebさんの『Black Swan』について触れましたね。

日本でも邦訳版『ブラック・スワン』がベストセラーになりましたので、お読みになった方もいらっしゃると思います。

 

 

 

 

私は英書生活を長きにわたり続けていますので、英書を読むことに抵抗を感じることはほとんどありません。

あまりにつまらない英書を読む羽目になると、途中で嫌になることはありますが、「難しくて読み進められない」と感じてやめるようなことはありません。

そんな英書ベテランの私ですが、この「Black Swan」には手こずった記憶があります。この本と最初に向き合ったのはもう何年も前なので、正確にはよく覚えていないのですが、30分かけても1ページを読み終えられない、そんな場面もあったと思います。

この「遅々として進まない」状況は、英語の難しさだけによって生じたのではありません。

Talebさんの思想を考えを理解するのが簡単ではない、というのも理由の一つです。英書を読破した後、邦訳版にも取り組んだのですが、その段階においても、理解が難しかったくらいですから。英語力というよりは私の理解力が乏しいのかもしれませんねw

もう一つの最大の理由が、「完全に理解したい」という強いこだわりをもっていたことだと思います。

「Talebさんの思想を完全に理解したい!」

「一文たりとも無駄にしたくない!」

という思いが、何度も同じ文章を読み返し、前の文章に戻っては読み返し、というプロセスを繰り返すことにつながった。結果として時間がかかりすぎた。

 

私はこの時間を無駄だったとは思っていません。むしろ、時間を有効に使えたと思っています。時間をかける価値がある、という対象ですから、Talebさんの思想は。

 

ですので、「初心者は最初からあまり難しい英書を選ばないほうがいい」という考えと矛盾する面もあるのですが、

「大好きな著者の作品であれば、英語のレベルにはこだわらなくてもいい」というのも正解です。

 

英語のレベルに重きを置きすぎて、つまらない本を選んでしまったりしたら本末転倒。そこに費やす時間が無駄になってしまいますから。

「好き」を中心にすることで、英書時間を楽しむ、有効に活用する。この視点も忘れてはいけません。

 

さあ、あなたの読みたい作品は何でしょうか?

 

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