「一石三鳥」「一石四鳥」ともいえる作品を見つけよう
こんばんは。
「英語の音声を一日中聞き続ける」ことで「英語のリズムを体得する。
私がこの行動を始めたきっかけは「耳を遊ばせておく時間がもったいないから」という思いでした。
「耳を遊ばせておく時間がもったいない」は「せわしない性格」「貧乏性」の表れともいえますが、「時間の効率化をはかっている」とも捉えられます。
自分の性格、特徴を短所と捉えるのでは長所と解釈する。これは「生き易くなる」コツです。
昨日はこんな話をしました。
ちなみに、この文章を書いている今も、英語の音声を聞きっぱなしにしています。
ちなみにその作品はこちら。私はこの本を原書で読みました。
さらに、翻訳版も読みました。橘玲さんが翻訳し監修をされています。
出版されたのはもう6年近く前ですが、ベストセラーになりましたね。お読みになった方も多いと思います。
私は橘玲さんのファンでして、氏の著作はほとんど読んでいます。率直な意見と鋭い洞察にいつもうならされます。
当初は原書の存在を知りませんでした。
書店で
「橘玲さんの新作が出ている!」
「しかも成功法則についての本だ!」
と喜び勇んで手にしたところ、この本が翻訳版であることを知ったのです。
ふつうは大好きな著者の本は「すぐにでも読みたい!」と思いますよね。
でも、私の場合は違います。
「先に原書を読みたい!」
と思うんですw
原書を読んで、著者の考えを著書の言葉で読み取りたい、感じたい。翻訳者のフィルターを通さずに、著者とダイレクトに向き合いたい。そう思います。
書店で翻訳版を買わずに、代わりにAmazonで原書をオーダーしたのでした。
英書を読んだ後には、翻訳版を手にしました。
大好きな橘玲さんが翻訳と監修をされているのですから、日本語版を読むのも楽しみにしてしまいました。
基本的には「翻訳者のフィルターがかかる」ことを否定的に考えていますが、その翻訳者が大好きな作家さんであれば、話は異なってきます。
橘玲さんはどのように翻訳しているのだろうか?
橘玲さんはどのように解釈しているのだろうか?
自分の解釈と橘玲さんの解釈を比較し、重ね合わせる。自分の理解の至らなさも補うことができる。
これは楽しい時間であり、有意義な時間でもあります。
英書を読み終えたのち、ついに日本語版を購入。原書を思う存分楽しんだ後に、次の楽しみが控えている。
こういう作品は「一石二鳥」にとどまらず「一石三鳥」「一石四鳥」ともいえると思います。
あなたにとっても、こういった本はあると思います。そういった作品との出会いは貴重ですから、逃さないでいただきたいと思います。