確信の喜びを手にいれる
こんばんは。
「洋楽熱唱」を日々の英語生活に取り入れる。
英語学習という観点では。いきなり「熱唱」するのではなく、その前の準備が大切です。
具体的なステップとして、昨日は
ステップ1
その楽曲を真剣に聞く
について話しました。
お気に入りの曲を改めて真剣に聞く時間をとりましょう。
・すべての歌詞を理解する
・楽曲が伝えたいことを理解する
つもりで、一字一句逃さないように集中する。
何度も聞いている曲であっても「歌詞を正確にわかっていない」という場合が多い。「なんとなくわかっているつもり」という状態です。
一度その曲を真剣に聞いてみる、と分かることがあります。
それは
「やはり、わかっていなかった」
という現実ですw
曲のサビ、つまりは、曲中で何度も繰り返し歌われる同じフレーズについてはしっかりと理解できていたかもしれません。お気に入りの曲ですからね。
でもサビ以外の部分はどうでしょうか?
「わかっていたつもり」という部分がけっこうあったのではないでしょうか。お気に入りの曲ですから、自然に口ずさんだり、口に出さなくとも頭の中でリフレインをしたり、そんな場面は多くあったと思います。でも、そんなときに、具体的な単語を発していたか、というとどうでしょうか。自分が知っている単語を適当にあてはめたり、単語ではなくただの音声を発していたり、というのが現実ですよね。
お気に入りの曲というのは、その歌詞よりも、リズムや歌声に惹かれる度合いが大きいですから、それも仕方がないことです。
歌詞に注意して真剣に聞くことで「わかっていなかった」という気づきを得られる、その現実を認識する。そのお気に入りの曲を自分のモノにする、レパートリーの一つとするための最初のステップです。
そして、「その楽曲を真剣に聞く」ことで認識するのは「やはり、わかっていなかった」という現実だけではない。そのことにも気づくと思います。
それは
「真剣に聞いてもわからない」
という、もう一つの現実です。
はい、一度くらい真剣に聞いてもわからないのですw
歌というのは、ふだんの会話とは異なる独特のリズムの中で言葉が発せられているので、抑揚や文脈から単語を類推するのが難しいのです。
ですので、一度でなく、二度でも三度でも繰り返し聞きます。できれば10回くらい真剣に聞いてほしい・
そうすることで、
「もしかしたら、○○〇といっているのではないか?」
と類推できるようになります。
もしかしたら、
「あ、〇○○と言っている!」
という確信を持てる部分もでてくるかもしれません。
ステップ1で手に入れたいのは、まさにこの部分です。
何度も何度も繰り返し真剣に聞くことで、類推力を鍛えて、確信の喜びを手にいれていただきたいと思います。
明日に続けます。