「環境が悪い時を活用する」意義とは
こんばんは。
習慣化のための4つ目の技法「環境が悪い時を活用する」。
早起き習慣を例にとって、この技法の説明をしていきますね。
早起き習慣着手のベストタイミングは3~5月。でも、今始めたいあなたにとってのベストタイミングは「いま」。
それは、私たちは常に「いま」を生きているから。先の分からない未来に行動を先送りするのではなく、「いま」こそ取り組みを開始して欲しい。行動を起こしてほしい。そう思っています。(これは自分に対して言っている、という意味合いもあるのですが)
冬の寒くて暗い時期に早起き習慣を始めようとする。環境的には最悪かもしれません。
でも、この厳しい時期に始めて、その辛い時期を乗り越えることができれば、その後の道程はいとも簡単に突き進むことができるのです。
逆境を乗り越えることで、強さを身に付ける。自信を手に入れる。自分を鍛えるのに最適なのが、悪い環境、厳しい環境に置かれたとき。その環境を乗り越えることで、その後、さらに難しい局面に陥っても立ち向かっていけるのです。その逆境を活用しようというのです。
まあ、冬の早起きを逆境というのは大袈裟に過ぎますね。でも、この冬という最悪の環境を乗り切れば、春・夏・秋の早起きなどたやすいものです。そして、鍛えた精神力、自信をもとにして、他の行動目標に積極的に取り組んでいくこともできる。実績に基づいた「自信」ほど力強いものはありませんから、それは生活のあらゆる側面にプラスに働きます。
そして、この技法を活用して習慣化に成功すれば、それを成し遂げる時間を大幅に短縮できる、という果実も手に入れることができます。
一番辛い環境、辛い時期を乗り越えてこそ習慣化を達成したとみなす。
この意味では、3~5月に始めた場合に習慣化の過程を終えるのは約1年後ということになります。あなたが「いま」習慣化に着手したのなら、辛い時期を乗り越えるのは数か月後。約4分の1の期間で習慣化を手に入れることができるのです。期間だけで考えれば、こちらのほうが勝っていると言える。
とはいえ、難易度が高いのは事実。生半可な意志では、途中で挫折することは間違いありません。
それまである程度の習慣を積み上げてきたなら、その力を利用することができますが、この時期に一から始めようという場合には、習慣の力を活用することはできません。そうなると、やはり精神力に頼る部分が大きくなります。
わざわざ寒くて暗い早朝に起きる。
精神力だけで、この営みを毎日続けることはできますか?
明日に続けます。
始めるベストタイミングは常に「いま」
こんばんは。
習慣化を容易にする技法についてお伝えしています。
①小さく始める
②一度にいくつもの習慣化を試みない
③環境がいい時を活用する、環境を味方につける
この3つは習慣化を志すうえで絶対押さえていただきたいポイントです。
継続に精神力は欠かせませんが、闇雲に取り組むのだけでは脳がありません。コツを押さえてよりスムーズに軌道に乗せることが大切なのです。精神力を用いながら、そして鍛えながらも、これらの技法の助けを借りる、活用する。そうすることで「強い精神力」と「望む習慣」を手に入れる。一石二鳥ですね。
3番目の「環境がいい時を活用する、環境を味方につける」は、早起きを例にしてお話しました。その開始は3~5月がベスト。環境に逆らうのではなく、環境を活用するという観点が重要なことをご理解いただけたと思います。
でも、
「冬が本格的になってきた今の時期にそんなことを言われても!」
という声が聞こえてきそうです。
3月まであと何ヶ月もあります。
「せっかくヤル気が湧いてきたのに、今すぐ実践できないなんて」
と思われたあなたに朗報があります。
それが4つ目の技法
④環境が悪い時を活用する
です。
基本の鉄則ともいえる前述の3つの技法にたいして、この4番目は応用編と言えます。荒業であり難易度は高い。でも、うまくいけば短期間で習慣化を手に入れることができる、という技法です。
すでに真冬に近づきつつある今の時期に、早起き習慣を身に付けたいと思っているあなた。
始めるベストタイミングは「いま」になります。3月まで待つ必要はありません。
何事を行うにあたっても、やるベストタイミング、始めるベストタイミングは、常に「いま」なのですから。
私たちが生きているのは常に「いま」です。過去でもなく未来でもない。常に「いま」しかないのですよね。
特に何か新しいことを始めようと思ったときには、その「いま」を逃してはいけません。実際に訪れる未来は、想像していた未来とは違っているかもしれませんよね。より難しい環境になっているかもしれません。もしくは、その「やりたい気持ち」自体がどこかにいってしまっているかもしれません。好機を逃すと一生手に入れられないこともある。その好機は「いま」なのですからね。
「いま始める」。このことの重要性はご理解いただけたと思います。
さあ、後は実践のみです。早速明日の朝から始めましょう!
とまくし立ててしまいましたが、これだけでは無責任かもしれませんね。
4番目の技法については何の説明もしていませんし。
明日に続けます。
環境がいい時を活用する、環境を味方につける
こんばんは。
習慣化を容易にする3つ目の技法「環境がいい時を活用する、環境を味方につける」の例として、早起き習慣についてお話しました。
早起きを習慣化したいなら、その一歩を踏み出すのは3~5月がベスト。それは「気温」と「日の出時間」の2つの力を活用できるからです。
ある行動が習慣として定着するためには、ある程度の期間それを実践し続ける必要がありますね。よく3週間という期間が言われることがありますが、それはあくまでも最低ラインとして考えた方がいいでしょう、その期間が長いに越したことはありません。
私は、6月の夏至を早起き習慣達成のデッドラインと捉え、その到達日を迎えるまでの3~5月をベストの開始タイミングと考えています。できるだけ長い期間実践するには3月がべリーベストでしょうか。逆に、遅くとも5月には始めないと間に合わないと思っています。
早起き生活に大きな影響を与える2つの要素「気温」と「日の出時間」がポジティブに働く時期に、より容易に早起き習慣を達成する、体に染みこませる。そうすることで、この2つの要素がネガティブに働く辛い時期を乗り越えていける、と思っています。
寒さが苦手、という個人的な側面もありますが、朝4時45分起きを完全に習慣化した今でさえ、冬の朝の「寒さ」と「暗さ」は手強い敵です。そんな強敵との闘いを容易にしてくれるが、それまで継続したことの実績。そのリズムを覚えた身体と、実践し続けてきた自信。心身の2つのプラス面が、辛い冬を乗り切る原動力になるのです。
私たちは環境の影響を受けて生きざるを得ません。自然、気候といった環境はその最たるものです。そういった環境に逆らうのではなく、うまく活用することは、人生を切り開いていくうえで欠かせないポイントです。
自然環境に限らず、個人的な環境の影響も見逃してはいけません。病気といった健康面もさることながら、結婚や離婚、死別、もしくは、失業、転職といった、人生の転機を迎えるような場面では、そのシーンで生きることが精いっぱい。新しいことを習慣化する余裕もないかもしれません。
「環境がいい時を活用する、環境を味方につける」は、私たちの生き方の根幹をなす鉄則とまで言えると思います。
早起き習慣を例にこの鉄則についてお話してきました。
「冬が本格的になってきた今の時期にそんなことを言われても!」
という声が聞こえてきそうです。
大丈夫です。
明日に続けます。
習慣化を容易にする3つ目の技法
こんばんは。
習慣化を容易にする技法についてお伝えしていました。すっかり脱線してしまいましたが、今日から再開しますね。
改めて4つの技法を記します。
①小さく始める
②一度にいくつもの習慣化を試みない
③環境がいい時を活用する、環境を味方につける
そして、もう1つが
④環境が悪い時を活用する
このうち2つ目まではお伝えしました。参考に、2つ目の技法の最後の記事を貼り付けますね。
今日は3つ目の
③環境がいい時を活用する、環境を味方につける
についてお話しますね。
これは、早起きを例に考えると分かりやすいです。
早起きを習慣にしようと考えたときに、その習慣化を始めるベストタイミングはいつになるか。
それは、3~5月ではないでしょうか。
その理由の1つは気温。早起き実践の強敵の一つが「寒さ」。暖かな布団の中から、肌寒い、もしくは極寒の環境に抜け出すのは簡単ではありません。これは個人差があると思いますが、私には容易ではないのですよね。目覚めたときの判断力の速さに驚くことさえあります。「今日はもう少し寝ていよう」と即座に決定できてしまうw
冬の寒さは2月にはピークを過ぎて、3月以降徐々に暖かくなってきます。この時期になると、布団から出ることがそれほど苦痛ではなくなってくる。この環境を利用するのです。
もう1つは日の出時間。早起き実践のコツの一つとして、「朝起きたら太陽の光を浴びましょう」という話を聞きませんか。私たちの身体の働きは、太陽光と密接な関連を持っているのです。脳を含めた体のメカニズムを考えた場合に、日の出とともに目覚めるというのがベスト。起きたときにもう日が出ている、起きてしばらくしたら日の出を迎える、というのもセカンドベストですね。
精神的な側面も見逃せません。目覚めて太陽の光を浴びると、気持ちよさとともにやる気を感じることができます。この「気分」は本当に重要なのです。いい気分で目覚める。これを一日の初めに実感できたら、その良い気分のままその後の時間を迎えることができるのですから。
冬に早起きすると、外はまだ真っ暗ということが多い。起きてからしばらくの間暗いまま。こうなると、なかなか気分が上がってこないのです。精神的に疲れていたりすると、その闇に負けそうになってしまいます。まあそこまで深刻に考えないとしても「これは苦行ではないか」と思ってしまったりしますw
1月の半ばを過ぎると、どんどん日の出時間が早くなっていきます。
春先は早起きがしやすいのです。太陽というかけがえのない存在を味方につけることができるのですから。
明日に続けます。
災い転じて福となす??
こんばんは。
お酒が大好きな私。毎晩の晩酌は欠かしません。大のビール党ですが、寒い時期には焼酎のお湯割りに頼ってしまいます。
飲みやすいのが仇になって大量のアルコールと水分を摂取してしまうこともしばしば。そうなると夜中に目覚めてしまうのです、トイレに行きたくなって…。
ウェアラブルデバイスを使うようになってから睡眠の質向上に目覚めた身にとっては、これは由々しき問題です。毎朝低い睡眠スコアを見るのは精神的にも良くありませんからね。
そこで、私はある対策を講じました。
それは、
ビールの次にワインを飲むこと
です。
なんのこっちゃ、という話ですよねw 一番いいのはお酒を飲まないこと。それが分かっていてもやはり飲みたいのです。
ワインは常温ですから、それほど体を冷やす感覚も覚えません。アルコール度数が高めで比較的少量で心地よい気分になれます。焼酎のお湯割りに比べれば摂る水分量がだいぶ減るので、夜中にトイレへ行くために起きることがなくなるかもしれない、そう期待して。
さらには、ワインには健康そうなイメージがありますよね。特に赤ワインの効用はよく言われていますよね。ポリフェノールが健康に良いとか。お酒を飲みながら健康になれる。罪悪感を持たずに心地よい気分になれるのがありがたい。
私のワイン選択はコスパ重視。ワインについては知識もなければ、こだわりもない。まずくなければ良い、という感じですw
ちょうど近くのお店でセールがあり、「デリカメゾン」を購入しました。1.8Lのパックを2本。このワインは安定感があって嬉しい存在なのです。
その時は「赤」と「濃い赤」の2本を買ったつもりだったのです。
「濃い赤」のほうを順調に(?)消費したのち、「赤」の封を切りグラスに注ぎます。
そこで異変に気づきました。それは「赤」ではなく「ロゼ」を買ってしまったこと。グラスに注いだ液体が少し透明がかっているのを見て初めて気づいたのです…。よく見るとパッケージの色も少し薄い赤でしたw 買ったときは素面ですからね。どうして間違えたのかよく分からないw
「ロゼ」はどうも好きではないのです。赤と白の混合というのはなにか正統派ではないような気がして。まあ、ワイン音痴の私が正統云々を言う資格はないのですが…。
少しショックを覚えましたが、1.8Lを捨てる勇気もありませんw
とりあえず口に運んでみました。すると、思いのほかおいしいのです。
「これは新たな発見だ!」と気分が180度変わりました。現金なものです、我ながら。
「食わず嫌いは良くない」
「災い転じて福となす」
これらの表現はどちらも適しませんがw 自分の意図とは異なる状況を楽しむことが、人生を生き易くする秘訣の一つだな~と改めて感じました。
間違えることも悪くありませんね。
この時期になるとつい頼ってしまうモノ
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
寒さが日に日に厳しくなってきますね。
この時期になるとつい頼ってしまうモノがあります。
それは、
焼酎のお湯割りですw
またお酒の話です。すみません。
自他ともに認めるビール党の私ですが、他のお酒も楽しみます。冬場の主役はどちらかというと焼酎なのですよね~。いや、ビールを蔑ろにするわけではありませんよ。昔ながらの「とりあえずビール」体質が染みついているのか、最初のアルコールは必ずビール。一年を通してここにブレはありません。
でもこう寒くなってくると、ビールを何本も飲む気持ちが湧いてきません。冷たいビールを楽しむには、やはり暑さが必要(?)なのです。
我が家の貧弱な住環境のせいか、家の中にいても少し寒さを感じるのです。暖房を入れても「暖かいな~」と安心できるほどの気温まではなかなか上がらない。そうなると冷たいビールよりも、温かいお酒が恋しくなる。ここで焼酎のお湯割りの登場となるわけです。焼酎のお湯割りの消費量が増えると、冬が来たんだよな~と感じますw
外で飲むときには、冬でもビールを何杯も楽しみますよ。ここ数か月は規制が緩和していたので、久しぶりに外飲みに繰り出しましたが、暖かな環境でビールをぐいぐい飲み干しました。幸せな時間でした。
焼酎が主役になりだすのは11月半ばくらいからでしょうか。寒さに負けてビールからその座を奪ってしまうのがこの時期というわけです。焼酎のお湯割りは、私が冬を感じるアイテムとも言えます。
季節の変わり目をお酒で感じるというものどうか、とも思いますが、そういう感じた方もいいのかな~とも思います。でも、お酒以外でも気づきを得られるように、もっと周囲に、自然に目を向けたいな~、とは思っていますが。
今の時期は、焼酎が完全に主役の座に鎮座しています。芋・麦・米の焼酎も買い込んでしまいましたw
例年であれば、あと3か月は焼酎中心の時間を過ごすことになります。
冬場の焼酎のお湯割りは本当に心身共に温めてくれます。
でも、ついつい飲み過ぎてしまうのですよね。飲みやすいし体が温まる。休むことなくグラスを口に運んでしまう。そうなると気持ちも温まってきて、その勢いが増していく。いつの間にかかなりのアルコール量を摂取してしまう、ということになりがちです。
結果的に摂取した水分量も大量になる。
そうなるとどうなるか?
そう、夜中にトイレに行くことになってしまうのです。睡眠に影響を及ぼしてしまうのです。
その対策を考えて実践しています。
明日に続けます。
希望を感じさせてくれる日
こんばんは。
いよいよ明後日です。
12月22日が何の日だかご存知でしょうか。
この日は2021年の冬至の日です。昼間の時間が一番短い日です。
冬至は希望を感じさせてくれる日だと思いませんか? これから昼間の時間がどんどん長くなっていく。そう考えると少し元気をもらえるような気になります。寒さはこれからが本番ですが、日中の時間が増えれば乗り切ることができるような気がする。冬が苦手な身にとっては、嬉しい日なのです。
寒さと日照時間のピークが一致しなくて本当にありがたいな~、とも思います。2つのピークが一気にやってくるとしたら、厳しい冬を乗り越えることができないような気が…
冬至はあくまでも昼間の時間が一番短いだけであって、日の出・日の入り時間のピークとは一致しないのはご存知ですかね。
東京を例にとると、日の入りが最も早い、つまり最も早く陽が沈む時期はもう過ぎています。12月13日の16時28分で底を打ち、徐々に日の入りが遅くなっていく。嬉しいですね~。
日の出はどうか。日の出が最も遅い時期は、1月の頭から1月13日までで6時51分。残念ながら、これからも日の出の時間が遅くなっていくのです。
早起き生活を実践している身にとっては、日の出時間のほうが重要。目覚めてから太陽の光を感じるまでの時間が短ければ短いほどありがたい。
12月~1月にかけてが一番つらい時期なのです。目覚めてもまだ世界は闇に包まれている。1時間くらいはその闇とともに過ごさなければいけない。ようやく明るくなりだしてもまだ太陽の姿は現れない。起床から2時間近くたってようやく朝陽が差し込んでくる。太陽の光を浴びると身体だけでなく心まで温かくなってくる。生きるパワーをもらえる。そんな気がするのです。
早起き生活をしていて良かったのが、この「太陽のありがたみ」を心の底から感じられること。太陽に出会えない時間を過ごすからこそ、そのありがたみを強く感じる。太陽に力をもらう。太陽とともに生きる。本当にありがたいな~と実感します。
ある意味太陽に依存しているとも言えます、特に冬場においては。天気予報チェックは欠かしませんw 太陽を思い切り満喫することを生活の中に取り入れています。
偉大なる自然には依存してもいいと思います。いや、自然に身を任せたほうが私たちはより良く生きられる。逆らうのではなく一緒に生きる。私たちも自然の一部なのですから。
毎朝、太陽の偉大さ、素晴らしさを感じることができる。まだ早起き生活を実践されていないのでしたら、思い切ってこの時期に試してみていただきたい。そう強く思います。