習慣化を容易にする3つ目の技法
こんばんは。
習慣化を容易にする技法についてお伝えしていました。すっかり脱線してしまいましたが、今日から再開しますね。
改めて4つの技法を記します。
①小さく始める
②一度にいくつもの習慣化を試みない
③環境がいい時を活用する、環境を味方につける
そして、もう1つが
④環境が悪い時を活用する
このうち2つ目まではお伝えしました。参考に、2つ目の技法の最後の記事を貼り付けますね。
今日は3つ目の
③環境がいい時を活用する、環境を味方につける
についてお話しますね。
これは、早起きを例に考えると分かりやすいです。
早起きを習慣にしようと考えたときに、その習慣化を始めるベストタイミングはいつになるか。
それは、3~5月ではないでしょうか。
その理由の1つは気温。早起き実践の強敵の一つが「寒さ」。暖かな布団の中から、肌寒い、もしくは極寒の環境に抜け出すのは簡単ではありません。これは個人差があると思いますが、私には容易ではないのですよね。目覚めたときの判断力の速さに驚くことさえあります。「今日はもう少し寝ていよう」と即座に決定できてしまうw
冬の寒さは2月にはピークを過ぎて、3月以降徐々に暖かくなってきます。この時期になると、布団から出ることがそれほど苦痛ではなくなってくる。この環境を利用するのです。
もう1つは日の出時間。早起き実践のコツの一つとして、「朝起きたら太陽の光を浴びましょう」という話を聞きませんか。私たちの身体の働きは、太陽光と密接な関連を持っているのです。脳を含めた体のメカニズムを考えた場合に、日の出とともに目覚めるというのがベスト。起きたときにもう日が出ている、起きてしばらくしたら日の出を迎える、というのもセカンドベストですね。
精神的な側面も見逃せません。目覚めて太陽の光を浴びると、気持ちよさとともにやる気を感じることができます。この「気分」は本当に重要なのです。いい気分で目覚める。これを一日の初めに実感できたら、その良い気分のままその後の時間を迎えることができるのですから。
冬に早起きすると、外はまだ真っ暗ということが多い。起きてからしばらくの間暗いまま。こうなると、なかなか気分が上がってこないのです。精神的に疲れていたりすると、その闇に負けそうになってしまいます。まあそこまで深刻に考えないとしても「これは苦行ではないか」と思ってしまったりしますw
1月の半ばを過ぎると、どんどん日の出時間が早くなっていきます。
春先は早起きがしやすいのです。太陽というかけがえのない存在を味方につけることができるのですから。
明日に続けます。