「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

「好き嫌い」を手前勝手「〇〇〇〇」にすり替える

こんばんは。

本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。

新しい一週間が始まりました。あなたは今日一日をどう過ごしましたか?

今日は8月最後の1日でもありました。2020年もあと残り4か月しかないのですね。気を引き締めていきましょう。

 

今日も楠木建さんからの学びについてお話していきます。

昨日の記事では、楠木建さんの「大人」の定義から私自身が考えたことを話しました。

 

今日は、楠木建さんが語る2つ目の幼児性の表れをみていきます。

それは、

「本来は個々人の『好き嫌い』の問題を手前勝手に『良し悪し』にすり替えて、わあわあいうのも幼児性。」

というものです。

 

「好き嫌い」は楠木建さんの思考に流れるキーワードですね。

この言葉を冠した書籍も数多く出版されています。

・「好き嫌い」と経営(東洋経済新報社 2014年)

・「好き嫌い」才能(東洋経済新報社 2016年)

・すべては「好き嫌い」から始まる(文藝春秋 2019年)

 

これらの書籍も本当に面白いです。ぜひ読んでいただきたいと思います。

 

本題に戻りましょう。改めて私のメモを記載します。

「本来は個々人の『好き嫌い』の問題を手前勝手に『良し悪し』にすり替えて、わあわあいうのも幼児性。」

 

楠木建さんは、世の中の9割は「好き嫌い」でできている、と言います。人はそれぞれ自身の好き嫌いで生きているのだ、とも。

それなのに、各々の「好き嫌い」を勝手に「良し悪し」の問題だと捉えてしまうことを痛烈に批判していたと記憶しています。

 

「好き嫌い」を手前勝手に「良し悪し」にすり替えしてしまう。

あなたには心当たりがありませんか? 私にはあります(笑)。「わあわあいう」ことはありませんが。

 

以前の「人との比較が不幸になる」の部分で、「人は人、自分は自分」という言葉を書きました。

koushi-blog.hatenablog.com

「人は人、自分は自分」という考え方は人生を生き易いものにしてくれるんだ、と心が救われた感じがしました。このことはお伝えしましたね。

 

今回は、そこから更に一歩進んで、

「こういう考えかたができないのは、あなたが『子ども』だからですよ。」

「大人は自分と違う考え方を持つ人にイラっとはしないのだから」

と自分に言われているような気がしてしまいました…。

 

この記述も肯けます。嫉妬は幼児性と深い関係があるのですから。

「他人と比較しない」のは「大人」の条件の一つともいえるのでしょう。

 

そして、楠木建さんが語る「幼児性」の3つ目は、この2つ目とも関連しています。

 

明日に続けます。

 

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