習慣の棚卸をしよう
こんばんは。
長きに渡り、楠木建さんの書籍からの学びについて書いてきましたが、今日からは違うテーマで書いていきます。
あなたは良い習慣をどれほど持っていますか?
逆に、良くない習慣はどのくらいありますか?
良いものであれ悪いものであれ、どなたも習慣はお持ちだと思います。その中で、自分が「この習慣はいいな~」と思うものはいくつありますか? 逆にやめるべきと考えている習慣はどれほどありますか?
「良し悪し」は主観的なものになりますので、どれが正解ということはありません。傍から見れば「良くない」習慣が、自分では「良い」習慣だと思っているものがあるかもしれませんし、その逆もしかり。
世の中の多くの物事は、その是非に白黒をつけるのが難しいものです。楠木建さんのお言葉を借りれば、世の中「好き嫌い」の問題であることがほとんどだから。他人の好き嫌いをとやかく言う権利はありませんし、逆に他人から言われる筋合いもない。また、自分の好き嫌いに逆らって生きようとするのはつらいでしょう。好き嫌いに無理に逆らうのは得策ではありません。
でも、誰の目から見ても明らかに「悪い習慣」というのはありますから、それは生活の中から排除していくように努めるべきでしょう。例えば、喫煙や過度な飲酒。これらが健康を損なう悪習慣であることは疑いようがありません。そういうものを遠ざけるよう努力は必要になると思います。とはいえ、止めるのが難しいことも事実ですが。私もわかっていながら痛飲してしまうことがいまだにありますから、偉そうにはいえないのですがw
私自身は、自分が誇れる(?)「良い習慣」もありますし、止めればいいのに続けている「悪い習慣」もそれ以上にあります。そして、自分自身は「良い」と勘違いしている習慣もあるでしょう。
習慣になってしまうと、それが良くも悪くも生活の一部になってしまいますので、定期的に習慣の棚卸をすることをお勧めします。
次のステップを参考にしていただければ、と思います。
1.自身が思う「自分の習慣」を書き出す
2.周囲が思う「自分の習慣」をヒアリングする
次に、アクションを起こします。
3.止めたい習慣をデイリータスクにリストアップし、日々チェックする
さらに、その次のステップとして、
4.手に入れたい習慣をデイリータスクにリストアップし、日々チェックする
何も目新しくはありません。
でも、このシンプルで簡単なステップを、それこそ「習慣」にすることで、毎日の生活が少しずつ充実していくようになっていくのです。
明日に続けます。