「知ってるつもり」で見過ごしていることがある
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
睡眠ログをとり客観的に自分を知る。
このことが人生に大きな好影響を与えることを認識した私は、さらにその範囲を広げたくなっています。
これまでも記録することを生活に取り入れてきましたので、一般的に見れば記録を活用しているとは自負しています。
とはいえ、実は基本的なことについて記録していない=客観的に把握していない、ということに気づきました。
それは「一日の行動」です。
起きてから夜布団に入るまでの間にとった行動を事細かく把握することができていない。このことに気づいたのです。
睡眠と違って、起きている昼間の行動は把握していると思っていませんか?
私は思っていました。
「改めてログを取って見返す必要もない」との思いが、これまでこのタスクをないがしろにしてきた理由。
ですが、それは驕りというものではないか? そう思ったのです。
日中の行動は「分かっているつもり」「知っているつもり」というバイアスの影響を受けている、最たるものの一つではないか、と。
よく「人は見たいものしか見ない」と言いますよね。「確証バイアス」と呼ばれる傾向です。
その日の晩に一日の行動を振り返ったときにも同様のことが起こっているのではないか。つまり「思い出したいものしか思い出さない」ということですね。
毎晩の日記を欠かさない私ですが、そこに記すのは特に印象に残った出来事やその時の自身の考えがメインになります。
「日記を書かない」と比べれば、「振り返り」の利点は享受できていると思います。でも、日記を書くときに頭に浮かばない行動や考えは山ほどあるはず。
自分では明確に認識していないが、
・頻繁にとっている行動
・時間をかけている行動
・何度も思いを巡らせている考え
といったものが炙り出される。
これらの記録から、
・自分がどんなことに興味を持っているのか、楽しく時間を過ごしているのか、向いているのか、という強みについて考えを深めることができる。
または、
・無駄な時間や悪い癖を認識し、それらを矯正するためのアクションを考えることができる。
と思います。
「分かっているつもり」「知っているつもり」で見過ごしていた「自分」を知ることができる。
これはやらない手はないな、と。
逆にいえば、これまで通り「つもり」のままで生き続けると、人生が好転する機会を逃すのではないか、と感じるのです。
今はいろいろなアプリも出ているようですので、取り掛かりやすいかもしれません。
あなたも「行動ログ」を始めてみませんか?
すでに実践されている方は、その効果やお勧めのアプリ・やり方を教えていただけるとありがたいです。